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町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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本日のわんにゃんドック
2018年11月26日 (月) | 編集 |
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院


わんにゃんドックのご紹介です 



本日ご紹介するのは、MIX犬のラルゴちゃん 



20181126tah01.jpg


来月で11歳になる男の子です 




そして、同じくMIX犬のエレンちゃん 



20181126tah02.jpg


エレンちゃんは12歳の女の子 




二人ともいいお顔ですね 



二人とも保護団体出身で、今の飼主様のもとに引き取られてきたわんちゃんです。



とても躾がしっかりとされていて、検査中もとてもイイ子なんですよ 




二人とも、10歳を超えて、中型犬としては高齢期に入ってきます。



基本的な体調には問題ありませんが、検査をすると気になる数値がチラホラ・・・



今後も注意深い経過観察が必要です。



当院では、皆様の大切なご愛犬・ご愛猫の健康管理の一助として、定期的な健康診断「わんにゃんドック」をお勧めしています 




町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院




ドラマ監修裏話 「僕とシッポと神楽坂」 第7話
2018年11月24日 (土) | 編集 |
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院



コオ先生とトキワさんの距離がぐっと縮まってきた第7話です。



20181124tah01.jpg


今回のお話では、コオ先生の幼馴染の「名倉」と「まめ偪」の愛犬が脳腫瘍で緊急手術に・・・!!


これも初期の台本では、「○○が疑われる。確定診断できないのでナルタウンへ」という記載で私のところに回ってきました。


いままで、「ナルタウンでできなかった○○をコオ先生が・・・」という流れで来ていたのですが、ここにきて立場が逆転です。



しかも、手術は田代先生が執刀。



コオ先生の知識、手術の技量はナルタウンの田代先生に匹敵するという設定ですから、ちょっとやそっとの病気ではナルタウンに回せません。



まず、坂の上動物病院で確定診断を下せないということは、CTやMRIなどの高度画像診断施設が必要になるということになります。


確定診断にCT/MRIが必要になる病気としては、やはり脳神経疾患が思い浮かびます。


その中でも、特にスペシャリストでなければ手が出ないような手術・・・となると、脳腫瘍でしょうか。
※劇中では言及されませんでしたが、田代先生は脳外科のスペシャリストという設定で脚本は書かれています



劇中でも触れられていましたが、ワンちゃんでは「髄膜腫:ずいまくしゅ」が、脳腫瘍として最も発生頻度が高いと言われています。


人間では「髄膜腫」は良性腫瘍として扱われるそうですが・・・


ワンちゃんでは正常組織との境界が不明瞭(腫瘍の浸潤)になるなど、悪性所見を示すもの少なくないそうで、その摘出には高度な技術と設備が不可欠です。


術野を拡大するための脳外科手術用などの最新設備が劇中でも登場しましたね。


ちなみに、最先端の高度医療や専門手術の監修となると、私では知識不足です。


そこで、手術の詳細などについての外科監修は、日本動物高度医療センターの平尾先生をはじめとする専門医の先生方のお力も借りて撮影を行っているんですよ。



なので、私も今回の手術シーンは「おお~、すごいな~」と思いながら楽しませてもらいました。


いやぁ、それにしてもナルタウンの設備での手術となると、いろいろと無理をしなくてすんだので、医療監修もだいぶ気が楽でした・・・(笑)




ところで、コオ先生がトキワさんの看病をするのに病院を留守にするシーンがありましたが・・・


初めの脚本では堀君が「最近では僕も腕を上げたんですよ!」なんて感じで診療をする・・・ということになっていましたが。


もちろんNGです。堀君は学生なので診療はできません。そこで、コオ先生が処方・準備したお薬の受け渡しを留守番中に行うという設定に代わっています。


あと、皆さん、あの流れだと名倉とまめ福はよりを戻して結ばれる・・・と思いましたよね?



私もすっかりそのつもりで見ていたら、大どんでん返しでビックリしました(笑)



あれ~?この二人より戻すんじゃなかったっけ~??


と思って、初期の台本を確認したら、確かにはじめは二人は結ばれる筈だったのですが・・・


最終稿になる頃には名倉がフラれる設定に変更されていました。


監修したのはもう数か月前なので、すっかり忘れていたのでビックリでしたよ。



さあ、来週はいよいよ最終第8話。


行方不明だった加瀬先生が見つかり、コオ先生には海外から引き抜きの話が・・・


いったいどうなる??



町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院




ドラマ監修裏話 「僕とシッポと神楽坂」 第6話
2018年11月17日 (土) | 編集 |
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院


ラストシーン。

ふらついたトキワさんをコオ先生が抱きとめて・・・

って、あの状況からいくらなんでも「お姫様抱っこ」はないでしょ??

と、思いませんでしたか??


ということで、「僕とシッポと神楽坂」第6話です。



20181117tah01.jpg



劣悪な環境で飼育されていた繁殖犬を香子ちゃんが保護して連れてきます。


保護してきたロミちゃんは、ストレスのせいか、いろいろなものを齧って飲みこんでしまう癖があって・・・物語終盤ではコオ先生が心配したように、飲み込んだ異物が腸閉塞を起こしてしまい、緊急手術となってしまいます。



このお話。初めに台本が私のところに回ってきた時点では・・・


コオ先生 ××犬の健康診断をしてる。
       と、なにか気になることがあって。
コオ先生「・・・・」
トキワさん「(気づいて)どうかしましたか」
コオ先生「××検査もしましょう」


コオ先生「××に××の疑いがあるね。詳しいことは検査の結果を見ないと分からないけど」


コオ先生「××が××してます。緊急手術をします」


といった感じです。


この××を埋めていって、お話が成り立つようにしなければならないのですが・・・

そもそもですね、はじめの検診の際に異常が見つかって、なおかつそれが後に緊急手術に発展してしまうような病気があったとしたら・・・

のんきに里親さん探している場合ではありません。


なので、「異常はあるものの、ごく軽微なもので、里親探しには支障がない」のだけれど、でも後々には「命にかかわる状況で緊急手術に!!」という条件を満たさなければならないのです。


ということで、私が提案したのは「異物による腸閉塞」。



実際にワンちゃんの緊急手術ランキングでは、「異物による腸閉塞」はどの動物病院さんでもトップ3に入ってくるはずです。


20131103tah04.jpg


さて、というわけで消化管内異物の症例でいくことになりましたが、ここで製作サイドからの要望で、「なるべく難しい症例を!!」とのリクエスト。


やはり、ドラマの盛り上がりとしては、手術中に「これは難しいぞ・・・!」というようなシチュエーションが必要なようです。


そこで、コオ先生には「紐状異物が腸壁に食い込んで、容易にはひっぱりだせない」症例に挑んでもらうことになりました。


これは、実際に私自身が経験した症例をモデルにしています。


いやホントこれ大変でした。


※手術中の画像があります。苦手な方はご注意ください!!

消化管内異物 緊急手術その1

消化管内異物 緊急手術その2



劇中でホリ君が「腸がアコーディオン状に・・・」と言っているシーンがあったり、コオ先生が「無理に引っ張ると腸が裂ける危険があります」といったセリフがありますが、上記の症例がモデルになってるのです。



そういえば、こんな症例もありました。

信玄餅のタレの容器



この症例は「僕とシッポと神楽坂」 第12巻 53話にでてくるんですよ(^^)



町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院

本日のわんにゃんドック
2018年11月16日 (金) | 編集 |
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院


わんにゃんドックのご紹介です 



本日ご紹介するのは、トイプードルのウッディ君 



今月で6歳になったばかりの男の子です 




20181116tah01.jpg



とても人懐っこいワンちゃんで、写真もカメラ目線バッチリですね 


肝心の検診結果は、大きな問題なし 



ただ、年齢的に歯石の付着が進行していましたので、歯石クリーニングをご提案いたしました。



当院では、皆様の大切なご愛犬・ご愛猫の健康管理の一助として、定期的な健康診断「わんにゃんドック」をお勧めしています 



町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院



ドラマ監修裏話 「僕とシッポと神楽坂」 第5話
2018年11月12日 (月) | 編集 |
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院



「僕とシッポと神楽坂」 第5話です。



20181112tah01.jpg



大地君の出生の秘密が明らかになったり・・・

すずめさんとお母さんとの確執や・・・

田代先生のプロポーズ・・・

トキワさんとコオ先生急接近??

と、今回は病気のお話よりも、各キャラクターについてのエピソード満載の第5話でしたね。


動物医療監修担当としては仕事量の少ないお話でもありました。


緊急での帝王切開や、インコの卵詰まりの処置など、急を要する処置ではありましたが、「坂の上動物病院」の設備、スタッフで問題なく対応できる疾患ばかりでしたので、監修するうえで悩む点はまったくありません。



昔から犬は安産の象徴のように言われていますが、小型犬人気が高まっている近年では、まったくそんなことはありません。



小型犬の出産では、母体に対して胎仔が大きすぎる場合が多く、難産になることが多いのです。





20140520tah01.jpg
過去のブログ1



このレントゲンは、過去に当院で実際に帝王切開を行った症例のレントゲンです。

体重3キログラムに満たない超小型犬のお腹に、明らかに大きすぎる胎仔が3頭。

出産の際は、骨盤が広がり、赤ちゃんの頭もある程度変形しますが、それを計算に入れても、この母体の骨盤の幅を赤ちゃんが通れるかどうかはギリギリです。

この時点で、飼い主様には難産の可能性があることをお話しし、その場合にはどう対処するか、どのタイミングで病院にご連絡いただくかなどをご説明しておきます。


難産になると、当然帝王切開が必要になるのですが・・・


一般の動物病院は産科専門・救急専門で診療をしているわけではないので、帝王切開が必要だからと言って、すぐに手術ができるわけではありません。


中規模~大規模の病院で、スタッフの数が十分にいればよいですが、多くの個人病院は獣医師1~2名で診療をしていますので、急に「難産です!!」となっても、即手術に入れるわけではないのです。


予約の患者様や、すでに診療途中の患者様の都合をどうするか?


その間、難産の母体・胎仔はどの程度待ってもらうことができるのか?


そういったことを、判断しながら通常診療と手術の準備を同時進行で進めなければなりません。




20140520tah05.jpg
過去のブログ2



帝王切開の手術そのものは、それほど難しいものではありません。


避妊手術を日常的におこなっている獣医師にとっては、子宮へのアプローチは慣れたもんです。


ただ、胎仔は母体よりも麻酔薬の影響を強くうける可能性があるので、麻酔開始から胎仔摘出までは、できる限り速やかに行う必要があります。


でなければ、摘出した胎仔に深く麻酔がかかってしまい、蘇生処置が大変になってしまうのです。



獣医師は胎仔を摘出したら、看護師に胎仔を託します。


胎仔の蘇生処置は看護師の担当です。
(獣医さんが沢山いる病院では違うかもしれませんが)


獣医師は切開した子宮を縫合しながら、看護師の蘇生処置を待ちます。


やがて、手術室に仔犬の小さな鳴き声が、小さく小さく響き始めると、ほっと一息つけるのです。




町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院