町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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綿棒200本入り
2013年08月10日 (土) | 編集 |
先日ですね・・・





サンダルを食べちゃったワンちゃんの手術・・・というのをご紹介いたしましたが・・・




「こんなサンダル、よく胃がパンパンになるまで食べるもんだな~」と、なかなか理解しがたいものがありましたが・・・



もっと理解しがたいものを食べてしまったワンちゃんが来院されました。




20130810tah01.jpg





胃にパンパンに詰まっているのは・・・これ、綿棒。




200本入りのケースの2/3くらいは食べてしまったとのこと。



体重6キロくらいのワンちゃんなのですが、胃がパンパンに膨らんでいます。



こんなに綿棒を食べると、途中でお口の中がパサパサに乾燥しちゃいそうなもんですが・・・よくもまあ、こんなに飲み込めるものです。




少しくらいの量なら、お薬で吐かせてしまえば済むのですが、これだけ胃がパンパンになってしまうと、胃の動き自体が制限されてしまい、うまく吐きだすことができません。




というわけで、開腹手術となります。




20130810tah02.jpg



綿棒でガッチガチに詰まってしまった胃。



胃が膨らんでいるのと、ガチガチに固まっているため、腹腔外に引っ張り出すのも一苦労。




20130810tah03.jpg




ボロボロになった大量の綿棒と、消化途中のドッグフード。



摘出時に、どうしても細かなフードのカスが術野を汚染してしまいますので、それを防ぐために、胃の周囲を湿らしたガーゼで覆っておきます。



さらに、摘出終了後には、腹腔内を生理食塩水で洗浄しなければなりません。




20130810tah04.jpg




胃内異物摘出手術後は、腹膜炎等の合併症を起こす危険がございますので、3~4日ほど入院していただいて経過観察いたします。





綿棒にサンダル、カーテン、河原の石、針、ボール・・・etc




ワンちゃんは、我々が思ってもみないような異物を、平気で飲み込んでしまうことがあります。




このブログを読んでいただいた皆様には、「へ~、こんなことあるんだ~」と驚くだけでなく、「うちの子にも、万が一があるから注意しなくては」とご注意いただければ幸いです。