町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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フィラリア(犬糸状虫症) 1
2013年06月25日 (火) | 編集 |
先日、フィラリア検査をおこなったワンちゃんの検査結果です。



20130625tah01.jpg



こちらは、フィラリア検査の検査キット。



右側の「S」のところに血液を1滴たらすと、5分程度で結果が出るというすぐれもの。



真ん中に「C」と「T」と書いてある場所があります。




よく見ると、「T」のところに、うっすらと赤い線がみえます。



これは、フィラリアの成虫感染「陽性」であるということ。
※「C」のラインは、「陰性」でも「陽性」でも出るライン。



こちらのワンちゃんは、病院の近所にお住まいのワンちゃん。



4年ほど前の検査では「陰性」だったのですが・・・



それ以来、フィラリア予防がきちんとなされていなかったのです。



町田市内でも、フィラリア予防を怠ると、このように感染する危険があるという証拠でございます。



ところで、「フィラリア予防薬」とよく言いますが、正確にはフィラリアの「幼虫駆除薬」です。



フィラリアは、蚊の体内に寄生した幼虫が、吸血時に動物の体内に侵入。その後、筋肉内などで成長・脱皮を繰り返しながら、最終的に心臓内に成虫が寄生します。



そして、心臓内に成虫が寄生すると、心不全や呼吸器障害を発症します。



こういった一連の心不全・呼吸器障害を「犬糸状虫症(フィラリア症)」と呼び、この病気を予防するので「フィラリア(症)予防薬」と呼んでいるのです。




ですので、実際には、どのワンちゃんも、年に数回フィラリア幼虫に感染している可能性があり、その体内に侵入したフィラリア幼虫が、成虫になる前に駆除するために飲んでいるのが、皆さんが「フィラリアの薬」として認識されているお薬なのです。




さて、では、感染したフィラリアが成虫になってしまったら、どうやって治療するのか・・・




それについては後日に続く・・・