町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
皮膚組織球腫
2013年05月21日 (火) | 編集 |
すこし前に手術をした症例です。



まだ一歳にならない、ミニチュアダックスの仔犬ちゃん。



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左前脚に大きな腫瘍ができています。



このように、1歳に満たないような若いワンちゃんの皮膚に腫瘍が発生した場合、「皮膚組織球腫」という腫瘍が一番に疑われます。




良性腫瘍の一種で、今回の症例のように、ごく若いワンちゃんに発生するのが特徴です。




2~3週間のうちに、ぐんぐんと大きくなる腫瘍ですので、ビックリしますが・・・



ほとんどの場合、自然にしぼんで消えてしまうという、ちょっと不思議な腫瘍です。



そのため、この腫瘍を疑う症例では、すぐに手術で摘出したりはせずに、少し様子を見て、自然に消えるのをまつこともあります・・・



が、今回のワンちゃんの場合は、1カ月近く様子を見ましたが、一向に小さくなる様子はなく、むしろ大きくなる一方。



これ以上大きくなると、摘出も困難になるため、手術することになりました。





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摘出した腫瘍は、専門の検査所に送って診断してもらいます。



結果はやはり「皮膚組織球腫」という診断でした。