町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
  • 07«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »09
割れてる!
2013年03月18日 (月) | 編集 |
先日、歯石クリーニングをおこなったワンちゃん。




8歳になるミニチュアダックスの女の子。




かなり分厚く歯石が付着していたのですが・・・




それを剥がしていって、ビックリ!




20130318tah.jpg




奥歯割れとるやん!





見事に真っ二つであります。




ここまでいってしまうと、抜歯するしかありません。



たぶん、日常的に痛かったと思うのですが・・・ おそらく、この部分を避けて御飯を食べるようにしていたのでしょうね。




反対側も、表面が欠けてしまっていました。



20130318tah02.jpg




このように、奥歯のは破折事故というのは、結構よくみられまして・・・




その原因の多くが、乾燥させた「豚の耳」や「ウシの蹄・豚の蹄」といったワンちゃん用のオヤツであります。




ネットで検索すると、「歯の健康に」とか「アゴの強化に」なんてうたい文句で販売されておりますが、これとっても危険なオヤツです。



乾燥させた「豚の耳」や「牛や豚の蹄」は、かなりの固さと弾力のため、無理な力がかかったときに、ワンちゃん自身の歯が負けてしまって、ご覧のように割れたり折れてしまうのです。




牛皮を加工した、いわゆる「犬のガム」は、豚耳ほど固くないので歯が欠けるようなことはあまりないようですが、大きな塊のまま、丸のみして喉に詰まらせたり、腸に詰まる事故がよく起こるので、注意が必要。



獣医師としては、まったくお勧めできないオヤツなのです。




じゃ、どんなオヤツならいいのか?



・まずは固さ。飼い主様自身がが咬んでも、平気そうなものにしてください。豚の耳は無理でしょ~?


・飲み込んだときに喉に詰まらせない大きさ。ワンちゃんは、物を丸のみする習性があります。


・できれば低カロリー。きちんと主食とのバランスを考えて与えてくださいね。



最低限、上記3点にはご注意いただきたいと思います。