町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
  • 10«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »12
歯周病治療 Nちゃんのケース
2012年10月25日 (木) | 編集 |
こちらヨークシャーテリアのNちゃん。




まだ8歳とそれほど高齢では無いのですが・・・




20121025tah01.jpg



ご覧の通り、歯石がひどく、歯周病も重度の状態。




犬歯をはじめ、多数の歯がすでにぐらついており、抜歯治療が必要な状態です。




20121025tah03.jpg




まずはクリーニングし、歯石や歯垢などの汚れを除去し、歯茎・歯根の状態を確認いたします。



下顎の前歯周辺は、重度の歯周病で歯茎がグジュグジュの状態。



歯もぐらぐらです。




20121025tah06.jpg



こうなったら抜歯せざるを得ません。歯を抜いた後、歯茎を整形し縫合します。






20121025tah02.jpg




左右の犬歯も歯槽膿漏でひどい状態です。




黄色いラインが本来の歯茎の位置。歯の根っこが傷んでしまい、指で押すとわずかにグラつく状態です。




これも抜歯治療が必要な状態です。




20121025tah04.jpg





犬歯は歯根が太く頑丈で、そのままスポンと抜けるような歯ではありません。



歯茎を切開し、歯槽骨(歯を支える顎の骨の一部)を削るなどし、慎重に作業をしなければいけません。




これを強引に引っこ抜こうとすると、鼻の穴を構成する骨を骨折させてしまったり、重要な血管を傷つける恐れがあります。




20121025tah05.jpg




こちらも抜歯後は、歯茎の肉を整えて縫合します。





20121025tah07.jpg




抜歯した歯の一部。



根っこの部分まで歯石が付着しています。



これは、歯の根っこが完全にガタガタになって、根っこの奥まで汚れが入り込んでいることを意味します。





「全身麻酔」、「歯茎を切開」、「骨を削る」と聞くと、何ともおっかない処置ですが、こういったしっかりとした歯科治療をおこなわずに、「表面の歯石だけ取っておしまい」では治療としては意味がないのです。