町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
乳歯が折れた
2012年10月02日 (火) | 編集 |
トイプードルやチワワなどの小型犬で、乳歯が抜けずに残ってしまったという症例は今までも何度もご紹介してきましたが・・・






今回は、抜けずに残った乳歯が折れてしまったという症例。





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写真中央が折れてしまった乳歯。






歯髄といって、血管や神経を含む歯の中心部分がむき出しになってしまっています。





この状態では痛みもありますし、感染症などの危険もあるため、早急に抜歯処置をおこなう必要があります。






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周辺の歯石を除去し、クリーニングしてから抜歯をおこないます。





今までもお話ししてまいりましたが、犬歯の根っこは乳歯といえども頑丈なため、歯肉を切開する外科的抜歯をおこないます。




良く見ると、折れてしまった乳歯の色が変色しています。





実はこの歯は折れてしまってから数カ月以上経過していますので、すでに歯の組織が死んでしまった状態です。




この部分が痛くて、柔らかいものしか食べられない状況でした。




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抜歯が済んだ後は、奇麗に歯肉を縫合しておしまいです。






顎の小さな小型犬では、乳歯が抜けずに残ったり、重度歯周病などのトラブルが大型犬に比べて非常に多いのが特徴です。




ワンちゃんは自分で痛い・つらいを訴えることができません。




日ごろからお口の様子を観察していただき、歯石の付き具合や、歯肉の様子で気になることがあれば、早め早めにご相談いただければと思います。