町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
急性出血性胃腸炎
2012年09月04日 (火) | 編集 |
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こちら、出血のように見えますが・・・





これは血便です。






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オムツが真っ赤になるくらいの血便。





「急性出血性胃腸炎」という病気です。





「急性」とつく通り、数時間のうちに急激に悪化する出血性の嘔吐と下痢を特徴とする消化器疾患です。






写真のワンちゃんも、明け方に急に吐き気が始まり、数時間のうちにご覧のようなひどい血便になってしまいました。





原因ははっきりしておらず、食物に対する過敏反応や、細菌の異常増殖などいくつかの可能性が疑われています。






このワンちゃんも、特に変なものを食べさせたおぼえもなく、前夜まで全く普通にしていたということで、まったく原因が分からないままでした。





この「急性出血性胃腸炎」は的確な治療をおこなえば、2~3日で回復することがほとんどですが、治療が遅れると、多臓器不全を起こして命にかかわる危険性を秘めた病気ですので注意が必要です。





まあ、これだけの血便が出てるのに、「もうちょっと様子を見ていよう・・・」という飼い主様も余りいらっしゃらないかと思いますが、なるべく早めの受診をお勧めいたします。