町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
お尻の毛が・・・!
2012年05月12日 (土) | 編集 |
先日退院したネコちゃんのお尻です。


こちらは退院直前のお写真。





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お尻の両サイドの毛を刈られてしまっています。





これは、別に皮膚病とかではなくて、糖尿病治療のためであります。




人間でも運動不足や肥満といった生活習慣を背景に、糖尿病の患者さんが多くいらっしゃるわけですが、ネコちゃんでもこの30年の間に、糖尿病の症例が増える一方だそうです。



おそらく、人間と生活するなかで、必要以上の栄養摂取、室内飼育が増えたことでの運動不足が関わっているのかもしれません。




さて、糖尿病になると、治療にはインスリン注射がかかせなくなります。




動物用にインスリン注射というものは開発されていませんので・・・




当然、人間用の物を応用せざるを得ません。




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こんなちっちゃな注射器で・・・




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こんなちょっぴりの量を注射しなければならないのです。




これを、飼い主様に御自宅で一日二回注射していただかなければならないのですが、なれない注射を、動くワンちゃん・ネコちゃん相手に正確に注射するのはなかなか困難。



しかも、こんな小さな注射器でちょっぴりの量となると、余計に大変であります。



そのため、注射する部位が見えやすいように毛を刈っておいたのです。



このあと、飼い主様に注射の練習をしていただいてから、元気に退院していきました。