町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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ワクチン接種時の注意事項
2013年07月01日 (月) | 編集 |
※こちらの記事は、7月まで最上段に掲載されます。


すでに、各ご家庭にも町田市から書類が届いているかと思いますが、4~6月は狂犬病予防接種期間になります。



狂犬病予防接種は、当院でも町田市集合注射と同様の手続き・費用でお受けしておりますので、健康診断も兼ねて、ぜひご来院くださいませ 



ここで、皆様が割と御存知ないワクチン接種時の注意点についていくつか・・・



○ 狂犬病ワクチンと、一般的な混合ワクチンの同時接種は不可。

「いっぺんに済ませば楽でしょ」ということで接種されてしまうこともあるのですが、これはいけません。

ワクチンの説明書には、「複数のワクチンを同時接種することは避けること」と明記されております。

また、複数のワクチンを期間をあけて接種する場合も、「生ワクチン」と呼ばれるタイプのワクチンを接種した後は4週間以上、「不活化ワクチン」を接種した後は1週間以上の間隔をあけることも明記されています。

「生ワクチン」:5種混合ワクチンや8種混合ワクチンなど
「不活化ワクチン」:狂犬病ワクチンなど

したがって、狂犬病ワクチン接種後に一般的な混合ワクチンの接種を予定する場合は、1週間以上間隔を空けて予定を立てるようにしてください。

逆に、一般的な混合ワクチンを接種した後は、4週間以上あけなければ狂犬病ワクチンを接種することはできませんので、ご注意くださいませ。



○ 過去に何らかのワクチン接種で副作用が出たことがある場合は、基本的には接種しないほうが良い。

ワクチンの副作用には、アナフィラキシーショックと言って命に関わる副作用もあるため、原則として、過去に何らかの副作用が出た症例ではワクチン接種を避けるべきです。

このことは、飼い主様にもしっかりと認識していただいて、注射後の観察を怠らないことと、万が一、なんらかの体調不良がみられた場合は獣医師にご相談いただくことが大切です。



○ てんかん発作を持っている症例では、接種注意が必要。

何らかの発作症状を過去一年以内に発症している症例では、ワクチン接種については慎重におこなわなければいけません。
てんかん発作は、200頭1頭の割合で発生しているというデータもありますので、思いのほか一般的な問題であります。

明らかな痙攣発作がみられなくても、「何だか急に震えだした」、「ヨダレを垂れ流し始めて挙動不審になった」といった症状がてんかん発作である場合もありますので、心当たりがある飼い主様は獣医師に申告していただく必要があります。



最後に、体調が思わしくない場合は、当然接種できませんので、「お腹を下している」「食欲がない」「吐き気がある」といった時も接種の延期が望ましいですのでご注意くださいませ。