町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
虫歯ですか? 2
2012年03月13日 (火) | 編集 |
さて、歯周病のため、麻酔をかけての処置となったワンちゃんの続きでございます。


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全体に中程度の歯周病があるのですが、特に右下あごの犬歯の部分がひどく、痛みもかなりの様子。



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前歯はどうにもならないので抜いてしまいました。


こうやってみると、歯茎の大部分が壊死して無くなってしまっているのが良くわかります。


処置前は、隣の犬歯もおそらく抜かなければならないと考えていたのですが、思ったよりも歯周病が進んでおらず、残して治療することができそうです。


とはいえ、あと数カ月治療が遅れいていたら、この歯もダメになっていたでしょうが・・・


さて、上の写真のように、前歯がなくなった後には、歯肉が広範囲に欠損してしまい、大穴があいています。


このままでは、すぐに食べかすなどが穴に詰まってしまい、せっかく残した犬歯があっという間に歯周病でダメになってしまいます。



かといって、これだけ歯肉が欠損してしまうと、単純に縫い合わせることもできませんので・・・



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頬と下唇の粘膜の一部を移植して穴をふさぎました。


写真で黒い塊に見えるところは縫合した糸です。



このほかの部分も、すべて歯石を取り除き、ピカピカに磨き上げております。



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手術前の状態と比べると、ピッカピカになったのがよくお分かりいただけると思います。


手術前にあった痛みもすっかりと軽減されて、ずいぶんと楽になったようです。



町田市 谷口動物病院