町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
  • 10«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »12
スギ花粉アレルギー
2012年03月01日 (木) | 編集 |
昨日は近年まれにみる大雪でございましたが、今日の午前中は春の陽気でしたね。



ずいぶんと変化の激しいお天気です。


明日以降からは、また徐々にあったかくなってくるようです。


そうなると、いよいよ本格的な花粉シーズンの到来ですね。


人間ではスギ花粉というと鼻炎や結膜炎などの症状をおこす「花粉症」が代表的ですが、ワンちゃんでは皮膚の痒みが生じる「アレルギー性皮膚炎」が一般的。



20120301.jpg


こちら、スギ花粉のアレルギーで皮膚に痒みが生じてしまったワンちゃんの写真。


毛が白いのでわかりにくいですが、膝の部分の毛が短くなってしまっています。



痒くで自分で齧っているうちに毛が擦り切れてしまったのです。




どのようなメカニズムで発症するかというと・・・


皮膚に付着したスギ花粉のアレルギー成分が、皮膚から体内に侵入していき、それによってアレルギー反応が発生します。


驚くことに、スギ花粉やハウスダスト(チリダニの糞や死骸)などのアレルギー物質には「酵素作用」があり、それが皮膚細胞の構造を破壊してしまうことで、アレルギー物質が容易に体内に侵入してしまうというのです。

それ以外にも、スギやヒノキの花粉には、体内の炎症物質と似た性質の物質が含まれているそうで、それ自体も皮膚炎を悪化させる働きがあると考えられています。


ですので、アレルギー性皮膚炎をおこしているワンちゃんでは、いかにしてアレルギー物質の体への付着を防ぐかが大切。


それと同時に、付着したアレルギー物質をいかに素早く除去するかということも重要です。


お散歩のときにはお洋服を着せてなるべく肌の露出を避けることも有効。


また、散歩から帰った時には、ブラッシングや、タオルでふくなどして、付着した花粉などを落とすことも大事です。