町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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乳歯遺残と歯周病 ②
2012年02月20日 (月) | 編集 |
さて、抜けずに残ってしまった乳歯が原因で歯周病になってしまったワンちゃんですが・・・



20120217.jpg


まずは、付着した歯石を一通り除去し、歯周病がどの程度かを確認していきます。


歯周病がそれ程ひどくなければ、クリーニングと乳歯の抜歯だけで済みますが、あまり歯周病がひどいようであれば、永久歯も抜かなければならなくなります。


本当なら、麻酔をかけて処置を始める前に抜歯が必要かどうか確認できれば良いのですが、ワンちゃん相手ではそうもいきません。


歯の裏側や、一番奥の歯の状況などは、どうしても麻酔をかけなければ正確な評価ができません。


20120217 (2)


乳歯といえども、犬歯の部位は、歯根が非常に頑丈なため簡単には抜けません。


強引な処置をすると、途中で折れてしまったり、アゴの骨を痛めてしまったりする危険性があります。


で、今までも何度も書いてきましたが、歯茎の一部を切開し、歯槽骨(歯を支える骨の一部)を削るなどの外科的抜歯をおこないます。


20120217 (3)

さて、心配していた歯周病ですが、思った以上に軽度でした。


見た目の歯石の状態があまりにひどかったので、「1~2本は永久歯も抜くことになるかな?」と思っていたのですが、良いほうに予想が外れました。


抜け残った乳歯の抜歯と、クリーニングだけで終了。


こんなにピカピカになりました。