町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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骨が溶ける?? ①
2011年11月25日 (金) | 編集 |
ずいぶん前の症例になりますが・・・



ワクチン接種にいらした1歳のトイプードルちゃん。



飼い主様が、



「そういえば、最近左足(後ろ足)を痛がる様子があるんだけど・・・」
とのこと。



詳しくみてみると、確かに左の股関節を痛がる様子があります。



生後1年程度の小型犬で、股関節を痛がる場合に疑わしい病気の一つに、「レッグ・カルベ・ペルテス病」という病気があります。



成長期の小型犬に多くみられる病気で、大腿骨骨頭(太ももの骨の、股関節にはまる部分)が壊死してしまう病気です。


いまだ正確な病因がわかっていない病気。

病変部の軟骨の血管の異常などによって、徐々に骨が壊死し変形していきます。


骨の変形とともに痛みが生じ、歩行にも異常が出ます。


LCPD20111125.jpg

丸で囲った部分が左の股関節。


その部分の色が、右に比べて薄い(黒っぽい)のがわかると思います。


これは、この周辺の骨が壊死したため、骨の密度が低下していることを示します。


まだ初期のため、極端な骨の変形は見受けられません。



つづく・・・