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町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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水虫  ②
2011年11月18日 (金) | 編集 |
さて、水虫の続き。


「水虫」というのは人間での呼び名で、ワンちゃん・ネコちゃんでは「皮膚糸状菌症」という呼び名になります。



呼び方は違えと、原因となる菌は人間もワンちゃん・ネコちゃんも共通のため、人間から動物にうつることもあれば、動物から人にうつる場合もあります。



20111116(2).jpg
糸状菌(水虫菌)



人間では水虫というと皮膚病の代表的なイメージがあるのですが、ワンちゃん・ネコちゃんの皮膚病としてはマイナーな存在です。



そんなに、しょっちゅう見かけるものではありません。



私も、今まででドンピシャ診断したのは数例です



これは、「皮膚糸状菌症」は軽症であれば1カ月~数カ月で自然に回復することがあることと、菌に感染しても無症状のこともあるからだと思われます。



ひどい症例では赤く皮膚炎をおこし、痒みも出ますし、脱毛し白っぽいフケのようなかさぶたが発生します。



症状の軽いものでは、少しフケっぽくなるだけで、飼い主様が気づかなかったり、気づいても様子を見ているうちに治ってしまっていることもあると思われます。




治療法は人間と同じ。



抗真菌作用のあるお薬を使用しますが、大切なのが最低でも1カ月は投薬を続けること。



皮膚糸状菌(水虫菌)はなかなかしぶとい菌です。



お薬を使い始めて1~2週間で症状が良くなったように見えても、菌はまだ生き残っていますので、その時点でお薬を止めてしまうとすぐに再発してしまいます。



ところで、治療法が同じとは言え、市販の水虫のお薬を、自己判断で使用するようなことはおやめくださいね。