町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
栄養不良のため・・・
2011年09月08日 (木) | 編集 |
口腔内にガンができてしまったため、緩和療法をおこなっているネコちゃんなのですが・・・



ブラッシング中にごっそりと皮膚がはがれおちてしまいました。


20110908.jpg



口腔内のガンのため、現在自力で食事をとることができず、鼻の穴から通したチューブを通して食事を摂っているのですが・・・


それでも十分な量があたえられていないのと、ガンの進行によって体力が低下していることによって、皮膚が脆弱化しています。



特につよくブラシが当たったわけではないのに、毛のもつれと一緒に薄っぺらになった表皮がはがれおちてしまいました。



もともとネコちゃんの皮膚は犬や人に比べて薄いのですが、それがさらに薄く透けて見えるくらいの状態。



このような状態の皮膚は縫合することが不可能。



ポリウレタンフォームを使用した湿潤療法で皮膚の再生を待つこととなりました。


今回は皮膚が非常に弱った状態でのトラブルでしたが、健康なネコちゃんでも、皮膚が薄く柔らかいため、強くクシでとかしたり、毛玉をハサミで切ろうとして傷つけてしまうことが多いので注意が必要です。