町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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ネコの好酸球性肉芽腫症候群
2011年08月16日 (火) | 編集 |
ネコちゃんの皮膚病です。



「好酸球性肉芽腫症候群(こうさんきゅうせいにくがしゅしょうこうぐん)」というややこしい名前ですが・・・



アレルギーや外部寄生虫、精神的素因などから引き起こされるネコちゃん特有の皮膚疾患です。




20110805kp.jpg



写真のように真っ赤にただれる「好酸球性プラーク」と呼ばれるパターンや、唇がえぐれたようになる「無痛性潰瘍」というパターンなど、症状の現れ方は様々です。




ハッキリとした原因が見つけづらい病気で、食物アレルギーが関わっている場合もあれば、何かしらの環境中のアレルギー物質が関わっている可能性、蚊やノミに対するアレルギーなどいろんな可能性があげられます。




20110805eo.jpg




病変部を顕微鏡で観察すると、「好酸球」と呼ばれるピンク色の顆粒を持った細胞が観察されます。




特徴的な病変に、このような「好酸球」が観察されたら、「好酸球性肉芽腫症候群」と診断します。




治療の基本は、ステロイド剤と呼ばれる「消炎作用」・「免疫抑制作用」のお薬を使用します。




ただし、いろんな要因が重なって発症する病気ですので、完治は難しく、その他のアレルギー性疾患同様、ある程度は一生お付き合いしていかなければいけない病気です。