町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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2年で・・・
2011年07月22日 (金) | 編集 |
昨日おこなった歯石クリーニングの症例・・・


20110720rs.jpg


奥歯全体に歯石が付着しています。


実はこのワンちゃん、2年前にも一度歯石クリーニングをおこなっています。


当たり前ですが、歯石クリーニングをおこなっても、その後に日常的な歯磨きをおこなわなければ、また2~3年のうちにはこのようにしっかりと歯石が再発します。


歯石の付き方には個体差があり、食生活や歯並びなどの影響を受けます。


総じて小型犬は歯石がつきやすい傾向にあります。


私の経験では、ヨークシャーテリア、ミニチュアダックス、トイプードルは特にひどいように感じます。


20110720rs (2)


ごらんのようにツルツルのピカピカに仕上げます


さて、このワンちゃん。はたしてまた2年後にもやることになるのでしょうか?


歯石クリーニングは全身麻酔が必要になる処置なので、一生のうちに何度も麻酔かけて大丈夫か?と皆さん御心配されると思います。


もちろん危険は0ではないですが、歯石を放置して重度の歯周病になってしまうリスクと比べれば、歯石が軽度のうちに軽い全身麻酔でクリーニングを繰り返すことのほうが体への負担は軽いとも言えます。


特に、軽度の歯石クリーニングの場合は、処置に痛みはないので、麻酔の投与量が重度の歯周病治療に比べると1/2~2/3程度で済むのです。


重度の歯周病だと歯を抜いたり、顎の骨を削ったりと痛みを伴う処置が増えるのでどうしても麻酔量も多く必要になりますが、簡単なクリーニングの場合は、ウトウトと寝ててくれればいいくらいなので麻酔量はぐっと少なくなります。実際に歯石クリーニング後は、麻酔停止から1分もたたずに目が醒めることがほとんどです。


とはいえ、麻酔をかけなくて済むのならそれが一番(飼い主様の費用負担でも)ですので、できる限り御自宅での歯磨きを習慣づけていただいて、麻酔をかけての歯石クリーニングは、できれば一生のうちに1~2回程度にしておきたいものです。