町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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やはり・・・
2011年07月18日 (月) | 編集 |
先日お話しした「ヨダレが多い」ネコちゃん。



20110711my (2)



腫瘍性疾患を疑い、組織検査を依頼していましたが、その結果が帰ってまいりました。



20110718.jpg


残念ながら、やはり腫瘍のようです。


「扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)」というガンの一種で、ネコちゃんの口の中にできる癌としては一般的なもの。



扁平上皮癌の治療は、外科切除が治療の第一選択になります。


ですが、すでに腫瘍は舌の半分から喉のところまで広がっているため、外科切除は不可能です。


癌の治療は外科切除のほかに、抗がん剤での治療や、放射線治療などもありますが、この扁平上皮癌についてはあまり効果的ではありません。


一口に「癌」といっても、種類は様々。
治療法も、抗がん剤が効きやすいもの、放射線が効きやすいもの、逆に効きにくいものなど様々なのです。


そのため、残念ながらこのネコちゃんではこれ以上の積極的な治療は難しく、今後は「対症療法(病気の根本的な治療ではなく、痛みや食欲不振など表面的な症状を緩和・治療していく)」をおこなっていくしかないようです。


口の中の腫瘍というのは、早期発見が難しいこと、位置的な問題から広範囲な外科切除が難しいことなどから、思うように治療できないことがほとんどです。