町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
子犬の低血糖
2011年07月14日 (木) | 編集 |
月曜日に急患で担ぎ込まれたチワワの子犬君。




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まだ生後3カ月。体重700グラム弱の体には点滴がやたら大きく見えます。



朝までは普通にしていたのに、夕方には意識不明で倒れてしまっていたとのこと。



痙攣もおこしていた模様。



この季節ですから、熱中症を一瞬疑いましたが、様子をみるとどうも違うよう。


お家でもクーラーを使用していたようです。


となると・・・


子犬のこのような症状は、急性の低血糖で診られることがあります。


血液検査をしてみると、案の定、血糖値が20(正常は80~120程度)と極端に低下しています。



子犬は糖分の貯蔵能力が低いため、短時間の絶食(6~12時間)でも低血糖をおこし、意識不明の状態に陥ることがあります。この状態が長く続けば当然命に関わります。


このワンちゃんも、お食事は朝夕の一日二回しか与えていなかったとのこと。



即点滴で糖分を補給、意識が回復してからは三~四時間ごとのこまめなお食事で無事に回復。



子犬ちゃんでは結構良くある症例ですので、子犬ちゃんを飼い始めたばかりのかたは要注意です。