町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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犬の鼻と体温調節
2011年06月27日 (月) | 編集 |
夏至も過ぎて、一年で最も日が長いこの季節。


今日は涼しげな雨ですが、ここ数日は急な暑さで体調を崩されている方も多いのではないでしょうか?



震災の影響で、今まで以上の節電が避けられない今年の夏。



心配なのが、熱中症。



人間でも、特に高齢の方などを中心に、高温多湿の夏場には心配されることですが、ワンちゃんでも同様。



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特に、心配されるのがパグやフレンチブルドックに代表される、「短頭種」のワンちゃんたち。


ワンちゃんが舌を出して、息をハッ・ハッ・ハッとすることで体温調節をしているのは皆さんご存知かと思います。



これを、「パンティング」と言います。



「短頭種」のワンちゃんでは、鼻がつぶれていたり、気管の構造自体に問題が生じやすいため、この呼吸での体温調節が苦手であります。



鼻がひしゃげているということは、その分鼻の穴がせまくなるため、呼吸の通りが悪いわけです。



さらに、最近の研究では、ワンちゃんの体温調節には鼻の粘膜が非常に重要な役割を果たしていることがわかっています。



つまり、湿った鼻粘膜の表面を空気の気流が通り抜けるときに生じる「気化熱」で体温を下げるというのです。



「短頭種」の場合、鼻がつぶれているため、この鼻の粘膜への気流が阻害されてしまうため体温調節が効率良く行えないのです。



そのため、他の犬種に比べて「熱中症」を非常におこしやすく、温度管理には特に注意が必要です。



飼い主様が御在宅の場合は扇風機を使用したり、窓を開けての換気にご注意ください。




お留守にされる場合は、なるべくクーラーを使用されることをお勧めいたします。