町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
  • 07«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »09
今年のフィラリア予防の時期は・・・?
2011年05月09日 (月) | 編集 |
ここ数日、ずいぶんと暖かな日が続いております


こんな時には趣味のサイクリングにと思うのですが、数日前から身に覚えのない腰痛に悩まされており、残念無念・・・


さて、夏が近づいてくると、ワンちゃんではフィラリアの予防が必要になってきます

「フィラリア」については皆さまご存知かと思いますが、主にワンちゃんの心臓に寄生する寄生虫で、最悪の場合心不全をおこし死亡することもあります。

くわしくは製薬会社さんのホームページをご覧ください→click


さて、この「フィラリア」を予防するには、フィラリアに感染する可能性のある初夏~秋にかけて予防薬を投与する必要があるのですが・・・




フィラリア予防 11年度


フィラリアの感染が成立するためには


① フィラリアの幼虫が、感染力を持つまでに成長すること

② 蚊が繁殖期に入り吸血を始めること


の2つの要因が関わっています。


1つ目の要因

フィラリア幼虫が感染力を獲得するには、一時的な気温の上昇ではなく、一定期間の気温上昇による「積算温度」が重要な役割を果たしています。
その積算温度がHDUという単位で130以上になるとフィラリア幼虫は感染能力を獲得します。


2つ目の要因

蚊というのは1年中生息していますが、動物から吸血するのは初夏~秋の繁殖期のみです。
気温が15度を超えると活動が活発化し、22~27度になると繁殖期を迎えるそうです。



上記の二つの要因を満たすとフィラリアの感染が成立することになります。


裏を返せば、たとえ4月~5月のはじめの暖かい日に蚊を見かけたり、たまたま蚊に刺されることがあっても、フィラリア幼虫が感染能力を持っていない状態であれば、フィラリアに感染することはありえません。



じゃあ、いったいいつからが感染期間になるのか? いつから予防をすればいいのか?


これは地域や、その年の平均気温などによって変化します。


フィラリア予防薬を製造販売している製薬会社さんがちゃんとデータを毎年出してくれています。


それによると、2011年の東京町田市近辺では

「6月末~11月末までの半年間」
毎月一回予防薬を投与すれば、十分に予防ができるということになります。