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町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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リハビリ教育
2011年02月11日 (金) | 編集 |
私は常々、「獣医師でも看護師でも、ある程度の事ができるようになったら、そこから先は専門性を身につける努力が大切だ」と考えています

獣医師も看護師も、基本的にはどんな診療科目もこなさなければなりません。

ですが、何年かして、一通りのことができるようになったら、、何か一つで良いので、自分自身の得意分野を身につけることが本人の自信につながり、全体的な診療の質を上げることにつながると考えています。

また、積極的にセミナーや学会に参加することで、同じ志をもつ、やる気のある獣医師・看護師と接することで、さらに良い影響を受けることになるのです。

そこで、新津さんも、もう当院に勤務して3年目。
動物看護師として、基本的な事はすべて一通りこなせるようになってきたので、積極的に外部のセミナーに参加してもらうようにしています

いま、彼女に力を入れてもらっているのが、「リハビリ」です

リハビリ

入院中の高齢動物の看護や、整形外科疾患の看護はもちろん、老齢期のワンちゃん・ネコちゃんの日常のちょっとした関節の痛みなどをケアするために重要な知識です。

人間では専門の理学療法士さんがいらっしゃるわけですが、動物医療ではそういった資格はありません。

それどころか、「リハビリ」について学ぶ場も満足にないのが現状です

20110211.jpg
新津さんが先日参加したリハビリのセミナーの資料です。

20110211 (2)

驚いたのが、獣医大学でもカリキュラムに全く含まれていないとのこと
私が学生の頃も、まったく「リハビリ」についての教育はありませんでしたが・・・いまでもなんですね?

じゃ、どうやって「リハビリ」を学ぶかというと・・・
高度な教育を受けるには、海外(特にオーストラリアは動物のリハビリ先進国です)に留学するしかありません

ただ、新津さんのように動物病院に勤務しながらではそうもいきませんので・・・

国内で、海外で学んだ先生たちのセミナーに参加して学ぶことになります。

いずれにせよ、独学で学ぶしかないのが現状なのです

こういったセミナーで最前線の知識に触れ、やる気のある獣医師・看護師にもまれることで、新津さんが看護師としてさらに力をつけてくれることと期待しています