町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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糖尿病 2
2010年04月29日 (木) | 編集 |
なぜ、糖尿病になるのか・・・?

ネコちゃんで一般的なのは肥満が一つの悪化要因になって発生する糖尿病です。

「インスリン抵抗性」という言葉がキーワードになります

血液中のエネルギー(糖分)を細胞に取り込むのにインスリンの働きが重要だということは前回お話ししましたが、「インスリン抵抗性」というのは、このインスリンの働きが鈍くなる現象(=血糖値が下がりにくい)のことをいいます。

肥満、ホルモンバランスの異常、発情、ストレスなど「インスリン抵抗性」を引き起こす要因は様々です。

P1010076 (3)

ただ、中でも多いのが肥満による「インスリン抵抗性」ではないでしょうか

太っているネコちゃんは慢性的に「インスリン抵抗性」の状態になってしまいます。
そうすると細胞内へのエネルギー取り込みが上手くいかない(=血糖値が下がりにくい)ため、通常よりも多くインスリンを分泌する必要が出てきます。
※インスリンは膵臓(すいぞう)という内臓器官から分泌されています。

この状態が長く続くと、膵臓に負担がかかり、インスリンを分泌する働きが低下していきます。
つまり、通常より多くインスリンを分泌しすぎたことで、インスリンが売り切れてしまった状態です。

これによって糖尿病が発症します。

太っているネコちゃんは要注意なのです。
「ぽっちゃりしてかわいい?」なんて思っていると、体の中では今にもインスリンが売り切れになる直前かもしれません

次は糖尿病の症状と治療についてなのです。
ネコちゃんにとって糖尿病は重要な病気なのでもうしばらくお付き合いくださいませ。