町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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おめめ
2009年09月22日 (火) | 編集 |
保護猫の「チャコ」ちゃん。

今朝ついに目が開きました

目が開くといっても、一晩でいきなり開くわけではありません。

保護されてちょうど1週間ですが、そのあいだに少しずつ開いてきました。

子猫
保護初日。おそらく生後2?3日といったところです。
上下の目蓋は完全にくっついています。
目を「閉じている」のではなくて、一枚の膜が眼球を覆っている状態です。




眼 1
保護してから3日目くらい。
おそらく生後5?7日と思われる状態です。

完全にくっついていた目蓋が、写真のように、目頭から徐々にわかれ始めました。
オタマジャクシの尻尾がなくなるとの同じ原理で、上下の目蓋をつないでいた部分の細胞が消失していきます。



眼 2

保護されてから5日。
半分くらい開きました。



眼 4
で、1週間たった今朝、やっと目が完全に開きました
ようやく子猫らしい顔になりましたね
体重も220gと、保護初日の倍以上です

目は開いたといっても、まだ網膜の発達は不十分で、目の機能としてはこれからまだ時間をかけて発達していきます。

この「目が開く」という現象は、私も知識としては知っていましたが、このように1週間かけて観察するのは初めてでした。

獣医師やっていても、さすがに生後数日の猫を人工哺乳で育てることというのはそうあることではありません。
生後2?3日で保護が必要になるような子猫はたいていその時点で衰弱しきっていて、一晩もたないことがほとんどです。


なかなか貴重な体験をさせてもらっています。

耳 1

ところで耳も、生まれたときは耳の穴がありません。
これも徐々に開いていきます。

目に比べるともう少し時間がかかるようです。