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町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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僧帽弁閉鎖不全症 ~治療薬の効果~
2019年07月11日 (木) | 編集 |
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院




犬の僧帽弁閉鎖不全症の治療例です。




老齢の小型犬に多い心疾患で、10歳前後になると2割近くのわんちゃんが患っていると考えられています。
※くわしくはこちら→僧帽弁閉鎖不全症




簡単に言うと、心臓内の血流をコントロールする弁(僧帽弁)が、加齢とともに劣化して、弁に隙間ができてしまう病気です。



弁に隙間ができてしまうことで、心臓内に血液の逆流が生じます。



軽度の逆流であれば無症状ですが、逆流の量が増えるにつれて心臓の負担が大きくなり、心不全の症状が見られるようになります。



根本的には外科的に治療する必要がありますが、そんな簡単にできることじゃありません。



基本的には、逆流による心臓の負担を和らげる作用のあるお薬での治療が中心になります。



下の写真は現在治療中のワンちゃんの超音波画像。




20190711tah01.jpg




右が投薬前。左が投薬後。



逆流した血液の負担で左心房が拡大していたのが、投薬によって正常範囲まで縮小。




僧帽弁閉鎖不全症は、基本的な身体検査で比較的簡単に見つけることができます。
(聴診で雑音が明瞭に聴き取れます。確定診断には超音波検査などが必要)




心雑音を指摘されたら、早めに精密検査を受けて、しっかりと治療を始めることが大切です。





町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院