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町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
子宮蓄膿症 Mちゃんのケース
2018年06月04日 (月) | 編集 |
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院



先日もご紹介しましたが、子宮蓄膿症の症例です。



今回ご紹介するのは、柴犬のMちゃん。



数日前から元気・食欲がないということでのご来院です。



食欲はないけども、やたらと水をがぶ飲みするとのこと・・・



カルテを確認すると今年で8歳になる女の子で、未避妊です。



こんな時に我々が一番に警戒するのが子宮蓄膿症



注意深く身体検査を進めると・・・腹部に明らかなふくらみが触知されます。



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手術中の様子。腹部のふくらみが明らかです。



すぐに血液検査や超音波検査を実施し、子宮蓄膿症と診断。



その日のうちに緊急手術です。



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大量の膿でパンパンに膨らんだ子宮。



子宮破裂の危険があるので、慎重に摘出を行います。



子宮内に貯留した膿の毒素は全身に影響し、多臓器不全を起こす危険があります。



20180602tah04.jpg



子宮内には大量の血膿が・・・




子宮蓄膿症は、早期に診断し摘出手術を行うことができれば命にかかわることは少ない病気ですが・・・



診断が遅れ多臓器不全を招いてしまうと、手術をしても助からないことも。



子宮蓄膿症になると、元気食欲がなくなるのはもちろんですが・・・



膿の毒素の影響からか、水をがぶ飲みするようになります。



そして、陰部から膿状のオリモノや、出血がみられることも良くあります。



中高齢の未避妊のわんちゃんで、そういった症状が見られた場合は、すぐに動物病院を受診されることをお勧めいたします。



町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院