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町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
猫の歯の吸収病巣
2018年03月30日 (金) | 編集 |
町田市 動物病院 谷口動物病院



こちらは先日手術した猫ちゃんの歯の様子。



20180330tah01.jpg



〇で囲った部分・・・



歯が溶けて、赤く炎症を起こしていますね。


猫ちゃん特有の歯科疾患で、以前は「破歯細胞性吸収病巣」と呼ばれていましたが



最近は単純に「吸収病巣」と呼ばれています。



人間でいう「虫歯」に似ているようですが、この疾患は「破歯細胞」という細胞の働きによって歯が吸収されて起こる疾患です。



「破歯細胞」は、本来は乳歯の生え変わりの際に働く細胞です。


乳歯を吸収し、歯の生え変わりを助けていると考えられています。


その細胞が、なぜかわかりませんが永久歯に影響を及ぼして、吸収してしまうのです。


原因については諸説ありますが、今のところははっきりしたことは分かっていません。


吸収された病変部には痛みが生じますので、猫ちゃんは食欲が落ちたり、ご飯を食べにくくなったりします。



治療は抜歯。



残念ながら、お薬等で治る病気ではありません。



発症率は28~67%と高く


10歳以上の猫ちゃんではなんと69%。


人間と違って、痛みを言葉で訴えることのできない猫ちゃんでは、飼い主様が気づかないまま痛みに苦しんでいるケースも少なくありません。



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