町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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耳鏡(オトスコープ)
2016年04月26日 (火) | 編集 |
耳鏡と言う器具があります。


20160426tah04.jpg


耳の奥を見るための器具ですね。


耳が痒い・汚れが多い


などなど、耳の疾患の診断治療のために使います。


・・・が、私がこれを見ながら飼主様に


「汚れがひどいですねぇ・・・」とか「内部の炎症が強くて、耳道が狭窄してます」


なんて言っても、実際に見てみないと飼主様にはピンときませんよね。



そこで、ビデオタイプの耳鏡を購入いたしました。


20160426tah03.jpg


画像を撮影するだけの廉価なタイプなので、高価な医療用のオトスコープのように治療に使うことはできませんが・・・


飼主様に画像をお見せするだけであれば、とても鮮明な画像を得ることができます。



20150426tah05.jpg
正常な耳穴と鼓膜



拡大された画像がテレビモニターに映し出されるため、通常の耳鏡(一番上の画像の物)に比べて詳細な観察が可能です。



20150426tah06.jpg
外耳炎の症例。膿状の耳垢が蓄積し、耳道が炎症で狭窄しているため鼓膜の観察ができません。
炎症を起こした耳道の表面の皮膚がブツブツしている様子がわかります。





20150426tah07.jpg
犬種によっては正常な状態でも耳道が他の犬種に比べて狭かったり、ご覧のように毛が生えていて鼓膜の観察が困難な事があります。
このようなワンちゃんの耳では、汚れが蓄積しやすく、耳道内の湿度が上昇しやすくなります。
そのため、微生物が増殖しやすく、外耳炎を起こしやすくなります。