町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
角膜障害
2016年02月27日 (土) | 編集 |
こちら、ある高齢シーズー犬の目の写真。



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目の表面に網目のように血管が走っているのがわかるでしょうか?




こちらのワンちゃんは、目の症状を訴えて病院に来たわけではありません。



皮膚が痒いということでご来院いただいた症例です。



その際の身体検査で発見にいたしました。



シーズー犬やパグ犬などの短頭種(鼻ペチャ犬)は、シワの寄った目・鼻周りの皮膚構造のせいで、眼球に毛が入りやすく・・・



慢性的に毛で刺激を受けやすくなっています。



常に毛や皮膚が擦れていた眼球表面には、このような障害がでることが多々あります。



その他、乾性角結膜炎といって、涙の分泌が減少する疾患にもかかりやすく、こういった症状が悪化しやすい傾向にあります。



こういった疾患は、進行すると失明につながるので、なるべく早期発見して治療したいところですが・・・



前述したシーズー犬やパグ犬では、仔犬の頃から慢性的に進行していくので、なかなか飼主様は気付きにくいのです。




ですので、我々獣医師は、こういった事を念頭に置いて、飼い主様が目の症状を訴えていなくても、身体検査でしっかりと確認をしておかなければならないのです。