町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
瓜実条虫
2016年01月09日 (土) | 編集 |
新年早々、うんちの画像で失礼いたします。




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適度に湿り気のある、コロコロとしたいいウンチですが・・・



白いゴマ粒のようなものが見えますね。




これは「瓜実条虫」という寄生虫です。




いわゆる「サナダムシ」の仲間であります。




白いゴマ粒のように見えるのは、条虫の体の一部分で「片節」といいます。




この「片節」がいくつも連なって、なが~い条虫の体を形成しているのです。




成虫は50~70cm程の長さにまで成長するようです。




条虫は、老化した「片節」を先端から一つづつ分離していくのですが、これが糞便と共に排泄されてくるのです。




この「片節」の内部には子宮があり、たくさんの卵が含まれています。




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茶色い大きな袋状の物が卵嚢。この中に数個~十数個の虫卵が含まれています。




糞便と一緒に排泄された「虫卵」は、ノミの幼虫に食べられることで、ノミ体内に侵入します。



「虫卵」はノミ体内で感染力を持った幼虫へと成長します。



感染力を持った幼虫はノミの体内に潜んで、犬や猫が毛づくろいの際にノミと一緒に飲み込んでくれるのを待っているのです。




したがって、この「瓜実条虫」を駆除する為には、生活環境周辺のノミも同時に駆除しなければならないのです。