町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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脾臓腫瘍
2015年11月02日 (月) | 編集 |
獣医師が遭遇することの多い腫瘍に、「脾臓腫瘍」がございます。




脾臓と言うのは左の脇腹にある臓器。



造血や免疫にかかわる働きを持っています。



20151102tah01.jpg




この脾臓に腫瘍ができることが良くあります。



これがなかなか厄介な腫瘍です。



まずは、腹腔内にあるため、身体検査で見つけることが困難です。



よほど巨大化すれば腹部の触診で見つけることも可能ですが、それでは遅すぎます。



レントゲンでもある程度の大きさ(2~3cm)にならなければ見つけることは困難です。



超音波であれば数ミリの大きさのうちに発見することが可能です。



20151102tah02.jpg
巨大化した脾臓腫瘍。直径6~7cm。テニスボールくらいの大きさ。



脾臓腫瘍で最も怖いのが、腫瘍からの出血であります。



巨大化した脾臓腫瘍は非常に脆く、ちょっとした衝撃などでも大出血をすることがあります。



最悪の場合、そのまま失血死してしまうことも珍しくありません。



上述したように、脾臓腫瘍は超音波検査をおこなわない限り、早期発見が難しい腫瘍です。



超音波検査を含む健康診断を定期的に受けていただくことが大切になります。