町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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誤嚥性肺炎
2015年08月31日 (月) | 編集 |
まずは正常な胸のレントゲン写真です。



20150831tah01.jpg



真ん中にまるく写っているのが心臓です。


左右の肺は空気を含んでいるので黒く写ります。




続いて、咳と呼吸困難で来院した仔犬ちゃんのレントゲン写真。



20150831tah02.jpg



正常なレントゲン写真に比べると、なんだか心臓の形がハッキリしません。



写真左側の肺の一部も白く曇ってしまっています。



これは「誤嚥性肺炎」を示唆する所見です。


「誤嚥性肺炎」のは、食物や嘔吐物などが間違って気管に入り込んでしまった場合におこる肺炎です。



写真で白くなっているところは右肺の「中肺葉」と言う部分で、気管の位置関係の都合で、「誤嚥性肺炎」を起こしやすい部分とされています。



この症例は、自宅に迎えた翌日から咳の症状があり、「ケンネルコフ」というワンちゃんの風邪を患っていたのですが、夜間に激しくせき込んだあとから急に具合が悪くなってきたということで入院治療となりました。



おそらく、激しくせき込んでいるうちに、食物か何かを誤嚥してしまったものと思われます。




悪化させると命にかかわることもあるので、的確に診断し治療を行わなければなりません。