町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
  • 10«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »12
外耳炎
2015年07月02日 (木) | 編集 |
7月に入りましたが、まだまだ雨の予報が続いていますね。



梅雨時から夏になると、動物病院では皮膚疾患が増えてまいります。



その中でも、特に多いのが「外耳炎」。



20150702tah02.jpg
左耳の外耳炎
耳の皮膚表面が荒れて、黄色いカサブタがたくさんついています。



日本の高温多湿の気候では、耳道内の脂分の分泌が増えることで、外耳炎が増えると考えられています。



中でも、コッカースパニエル系の犬種は、もともと体質的に耳道内の脂分の分泌が多い為、特にこの季節は外耳炎になりやすくなっています。



また、パグやフレンチブルドッグといった短頭種では、同サイズの小型犬に比べて耳道が狭い傾向にあるため、これらの犬種も外耳炎を起こしやすいとされています。



その他にも、「外耳炎」を繰り返す症例では、食物アレルギーを基礎疾患として持っているケースが少なくなく、単に外耳炎としての治療だけではなく、アレルギー性疾患を視野に入れて診断をしなければならないことも少なくありません。


外耳炎の発生には、その犬の耳道の太さや、皮脂の分泌量なども関わっています。


特に、外耳炎を繰り返している症例では、慢性的な炎症の為に耳動が狭まり、耳垢の分泌も増えるため、ますます外耳炎を起こしやすくなるという悪循環に陥ってしまいます。


たかが外耳炎と思うかもしれませんが、慢性化した症例では治療に数カ月~1年以上かかることもありますし、場合によっては完治しないこともあります。



外耳炎の初期症状は、「頭を掻く」「耳を振る」といった症状です。



そういった症状が見られたら、早めに獣医師にご相談くださいませ。