町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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無事終了!
2009年05月12日 (火) | 編集 |
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術後

断尾手術、無事に終了しました。

まだ麻酔から覚めたばかりで寝ぼけまなこのノラちゃんです。

しっぽの件に関してはこれでほぼ問題なしです。
ただ、かなり体が壊死・炎症の影響をうけているのでしばらくは慎重に様子を見なければいけません。

実はノラちゃん、もうひとつ大きなトラブルを抱えています。

骨盤骨折

骨盤骨折です。

右がノラちゃんのレントゲン。左が正常な猫の骨盤です。

完全にひしゃげてしまい、右の股関節(むかって左側が右の股関節)も骨折してしまっています。

骨盤骨折は、程度によっては手術が必要ないこともあるのですが、ここまでぐしゃぐしゃになってしまっては手術して整復する必要があります。

しかし、ノラちゃんは受傷後数週間が経過していることもあり、この状態で骨が固まってしまっています。

しかもこの状態でノラちゃんはびっこをひきつつも歩いたり走ったりするまでに自力で回復しているのです。

面倒を見ていらっしゃる方のお話によると、受傷後しばらくは後ろ足は完全に使えず、オットセイのように引きずっていたそうです。

骨盤骨折で問題になるのは、歩行機能以外にウンチが問題なくできるかどうかです。
骨盤がひしゃげてしまうと、ウンチがその間をうまく通過できなくなることがあります。

この場合も当然手術が必要になるのですが、ノラちゃんはこの点も大丈夫なようです。

よくこれだけのケガから自力でここまで回復したものです。
小さな体で力強い生命力を見せてくれています。

骨盤に関しては理想をいえば手術をして整復してあげたいところですが、これだけひどい状況ですと当院の設備・技術では無理ですので、大学病院に依頼する必要があります。

幸い、今のところ多少のびっこはひきつつも、日常生活に支障がないレベルまで回復してきているようなので、骨盤に関してはこのまま経過を見ることにしました。

いずれにせよ今のままでは全身状態が悪いので、大手術をおこなうには体力的に厳しいですからね。