町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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重度の角膜潰瘍
2014年08月25日 (月) | 編集 |
「眼を怪我したみたい」



ということで、来院された猫ちゃん。



20140823tah012.jpg



写真は左眼。


角膜に酷い傷ができています。角膜潰瘍と言う状態。


傷はかなり幅が広くなり、段差ができています。この傷の中央部はデスメ膜という角膜の内側の膜が露出してしまっています。


このデスメ膜が見えるほどの傷と言うのは、かなり深い傷。



もう少しで角膜に穴があいてしまうほどの状態で、失明の危険もある非常に重度の角膜潰瘍です。



この猫ちゃんは、外出自由の生活をしているので、お外で野良ネコとケンカをして眼を傷つけてしまったようです。



そこに、相手の猫ちゃんの爪のバイキンから感染症を起こしてしまったことで、傷がここまでひどくなってしまったようです。




抗生物質の投与、点眼薬などの集中的な治療で、なんとか傷はふさがってくれましたが、治った部分は白く変色して傷跡が残ってしまいました。



猫ちゃんのケンカに限らず、ワンちゃんもお散歩中に顔を草むらに突っこんで臭いをかいでいるときなどにも目を傷つけることが良くあります。


また、ワンちゃんではブルドック系の鼻ペチャ犬種は特に眼を傷つけやすいので注意が必要です。



眼球は非常にデリケートな部分です。



病気・傷害の程度によっては、数日放置するだけで失明につながることも珍しくありません。



眼脂や充血、眼が開きにくいなど、わずかでも異変を感じたら、なるべく早めに受診していただくことが大切です。