町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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前歯(切歯)に集中した歯周病
2014年07月19日 (土) | 編集 |
今月は歯周病治療の症例が続いております。



20140719tah01.jpg



こちらの症例は、5月で10歳になったばかりのワンちゃんです。



10歳にしてはまだまだ奇麗な状態ですね・・・



と思いきや・・・



20140719tah02.jpg



前歯(切歯)に重度の歯周病です。



20140719tah0311.jpg



下の前歯(切歯)は、もうグラグラです。



このように、前歯だけ極端に歯周病が進行している症例というのは、大抵がタオルやロープなどで引っ張りっこ遊びをやっている症例です。



引っ張りっこ遊びがダメというわけではないんですが、飼い主様と綱引きをやるように、激しく遊びすぎると、前歯(切歯)に大きな負担がかかります。


20140719tah08_2014071909471422e.jpg
「一本釣り」できちゃうくらい、激しい遊びしてませんか?




その結果、このように前歯(切歯)だけに、極端に歯周病が進行してしまうことがあるのです。



このままにしておくと、歯周病が左右にどんどんと広がり、犬歯の方にまで被害が及んでしまいます。



抜歯治療が必要です。



20140719tah0511.jpg
抜歯直後の状態


歯茎が酷く炎症を起こして、グジュグジュになっています。





20140719tah061.jpg






20140719tah071.jpg





抜歯した後は、歯茎を奇麗に整え、縫い合わせて終了。




20140719tah08.jpg



全部で9本抜きました。



どの歯も、歯石が付着して、真っ黒に汚れています。




「タオルやロープで引っ張りっこすると歯の健康に良い」と考えていらっしゃる飼い主様は、結構多いかと思いますが・・・



もちろん、物理的に歯の汚れを落とす効果があるのは事実ですが・・・余り激しくやりすぎると、ご覧のように歯茎を傷めてしまうこともございます。



人間の歯磨きでも、力一杯やりすぎるとかえって歯や歯茎を傷めてしまうと言われていますよね。



何事も、ほどほどに・・・です。