町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
30cmの悲劇
2014年05月05日 (月) | 編集 |
今までも何度かとりあげてきましたが、小型犬の前足の骨折です。




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最近の獣医療では、交通事故などによる骨折を診療することはめったにありません。



骨折の症例のほとんどが、小型犬の前足の骨折。



その原因が・・・



ソファから飛び降りた・・・



抱っこしてたら飛び降りちゃった・・・



はしゃいでピョンピョン飛び跳ねてたら折れちゃった・・・



というふうに、ごく日常的な動きの中でポッキリと折れてしまいます。



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一時期のチワワブーム以来、体重2kgに満たないような極めて小さなチワワ、トイプードル(ティーカッププードル)、ヨークシャーテリアなどがもてはやされる傾向にあります。



その様な超小型犬は、筋力と骨格の強度がアンバランスで、ソファの上などに飛び乗る筋力はあるものの、そこから着地した時の衝撃を受け止める骨格の強度を持ち合わせていないのです。




そんな超小型犬では、たった30cmの段差が写真のような骨折につながることが、多々あるのです。