町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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内臓の色合い・・・
2014年03月04日 (火) | 編集 |
内臓の色合い・・・



超音波画像の話であります。



超音波画像診断では、「内臓の色合い」の変化が病気の診断の助けになることがあります。




まず、こちらは正常な肝臓と腎臓の超音波画像です。


20140304tah01.jpg


肝臓と、腎臓にはお互いが接している部分があります。


正常な肝臓と腎臓の超音波画像上の色合いは、ほぼ同じくらいか、やや肝臓の方が白っぽく写るくらいと言われています。


実際に、上の画像を見ていただいても、肝臓と腎臓が接している部分の色合いはほとんど違いがないのが解ると思います。




一方、同じ症例の半年後の超音波画像がこちら。



わんにゃんドックで超音波検査を行った際の画像です。



20140304tah02.jpg



肝臓と腎臓が接している部分を見ていただくと、明らかに腎臓の方が白く明るく写っているのが解ると思います。



このように、肝臓に比べて腎臓が明るく写る場合は、腎臓組織に何らかの異常が起きている可能性が高くなります。



実際にこのワンちゃんでは、血液検査や尿検査でも腎臓にかかわる数値に異常値がでていました。



腎臓や肝臓など重要な臓器の場合、かなり病状が進行しなければ明らかな症状は出てきません。



今回のワンちゃんも、元気も食欲もまったく問題ない状態でした。



こういったことからも、日頃から定期的に健康診断をおこなっておくことの重要性が良くわかりますね。