町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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ギプス固定による皮膚損傷 2
2014年01月09日 (木) | 編集 |
さて、湿潤療法で皮膚の再生を期待することとなったワンちゃんの続きです。



20130311a.jpg



通常なら、直径2~3cm程度の皮膚欠損であれば、湿潤療法で治療すると1~1か月半程度で、奇麗に治るものなのですが・・・



肘や膝といった関節部分は、動きが激しいことと、屈曲時に皮膚が引っ張られる力が強い為、皮膚の再生に非常に時間がかかります。



最低でも半年。場合によっては完治まで1年近くかかることもございます。




こちらのワンちゃんも、ずいぶんと時間がかかりました。



下は治療開始から約1か月の写真。



20130412a.jpg



少し、傷口が小さくなった印象がありますが、それも2~3mm程度でしょうか。



そして、治療開始から7か月。



20131021a.jpg



少し表面が湿った感じがありますが、ほぼふさがりました。



この間、飼い主様は、朝晩2回の包帯交換をずっと続けてくださいました。



飼い主様の頑張りがなければ、もっと治療に時間がかかったことと思います。



結局、こちらのワンちゃんで「もう完全に大丈夫!」と太鼓判を押せたのは12月になってからですので、合計9カ月も治療に時間がかかったことになります。




そもそもは、獣医師の施した治療の不具合がこのような事態を招いたわけで・・・やはり、言葉をしゃべることができないワンちゃん・猫ちゃんの治療では、特に細かい注意が必要ということですね。