町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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おすすめのキャリー
2009年04月27日 (月) | 編集 |
2009/04/27

春の健康診断キャンペーン 予約受付中!

健康管理セミナー開催いたしました。

ご参加いただいたネコちゃんの飼い主様から、「(ネコちゃんが)病院嫌いで、移動のためのキャリーを見るだけで逃げてしまう。やっとのことで連れてきても、今度はキャリーから(診察の時に)出そうとすると奥にしがみついて出てこない」というご相談がありました。

そこで、お勧めするのが、写真のように上が開くタイプのキャリー。

キャリー

ネコちゃんで診察時にキャリーから出すのが大変というのはよくあることです。
特に前だけが開くタイプのキャリーのときにそのようになります。

ネコちゃんからすると、怖くてたまらないのでキャリーの奥に隠れているのに、目の前の扉があいて獣医師の手が伸びてきて外に引きずり出される・・・本人からすれば最悪の事態ですね。

そんなときに、上が開くタイプのキャリーだと、ネコちゃんの前後左右は壁に囲まれたままなので安心感があり(前開きに比べると)、キャリーから出すときもそっと上に抱きかかえるように出してあげることができます。

前開きだと構造上、引きずり出さざるをえないですからね。

しかし、すごく怖がりのネコちゃんでは上開きのキャリーでも出すに出せないことがあります。
手を伸ばすと振り返ってひっかこうとしたりします。
このようなときは、顔のほうにバスタオルをかぶせてあげて、無理にキャリーから出さずに診察をすることもできます。
詳しい身体検査は無理ですが、簡単な聴診や触診なら上が空いてればキャリーに入ったままでも何とかできます。

さて、肝心の家から連れてくるときです。
ネコちゃんは一度病院でいやな思いをすると、「キャリーに入る=病院に連れて行かれる」というのを憶えてしまいます。
そして、次からはキャリーに入るのを嫌がるようになるのですが・・・

根本的な解決は困難ですが、一つの方法として

? ふだんから部屋にキャリーを置いておいて(できれば上開きのキャリーでフタを開けたままorフタを外した状態で)、キャリーの存在に慣らす。

つまり、病院に行くときだけキャリーが出てくるものだからますますキャリー嫌いになるのですが、普段からキャリーの存在に慣れていると、比較的スムーズに入ってくれます。

? キャリーの中にお気に入りのタオルを入れておくなどして、できればその中でくつろげるくらいに慣れてもらう。

? 手に持ったフードで誘導してキャリーの中に誘い込み、キャリーの中でフードを食べさせてみる。

要は、「キャリー=病院への移動手段」ではなく「キャリー=くつろぎのスペース・自宅の延長」と思ってもらうことです。

徹底的にキャリー嫌いになってしまった子には効果は薄いとは思いますが、まだキャリーに対してそこまで嫌悪感を持っていない子には有効です。

うまく「キャリー=くつろぎのスペース・自宅の延長」と思ってもらうことができたら、病院に来てもキャリーの中にいれば安心感がもてますのでぜひお試しください。

これはキャリーで移動するワンちゃんにも有効な手段です。