町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
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歯周病治療 Rちゃん 2
2013年10月25日 (金) | 編集 |
さて、重度歯周病により、頬の皮膚が欠損してしまったRちゃんの続きです。



20131023tah03.jpg



年齢や、もともと患っていた血液の病気など、長時間の麻酔に対して大きな不安があったものの、やはり、この状態のまま過ごさせるのは、あまりに可哀そうです。



さて、これをどう治療するかですが・・・


上の写真からも解るように、歯周病を起こした奥歯を中心に、周辺の組織が炎症・壊死を起こしています。


この歯周病をどうにかしない限りは、いくら頬の皮膚を縫い合わせても、すぐにまた炎症を起こし、完治することはありません。



そこで、歯周病の治療と、頬の形成手術を同時におこないます。



20131023tah02.jpg


これが問題の歯。



歯石や、周辺の汚れを取り除いた後なので、一見すると奇麗な歯に見えますが、周辺の歯茎の肉が壊死し、歯根が半分露出してしまっています。



この他にも、多数の歯に進行した歯槽膿漏が認められたため、同時に抜歯治療をおこないます。



20131023tah04.jpg



ここで、新たな問題が・・・



実は、左の頬にも縫合した個所があり、その部分は糸が残ったままだったのですが、麻酔前では、Rちゃんが怒って噛みついてくるので詳しい状況が解らないままでした。



麻酔をかけた段階で、抜糸して傷の状態を確認してみると・・・



20131023tah05.jpg



ご覧のように、この部分も傷が治らずに、穴が開いたままになっています。



穴の下に見えるのは、左上の犬歯なのですが、この部分にも重度の歯周病が存在しており、それによって炎症・壊死がおこっているのです。


つづく・・・