2018年09月29日 (土) | 編集 |
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院
心臓病ということで治療をしていたが、経過が思わしくないということで来院されたわんちゃんです。
本人の状態や、病歴を聞いていると、どうも腑に落ちない点がいくつか・・・
一般的な心臓病にしては様子がおかしいな・・・と思いつつ詳しく調べると・・・
超音波検査で心臓に腫瘍が見つかりました。

大動脈の付け根の当たりに3~4cmほどの大きさの腫瘍です。

超音波検査だけでこの腫瘍を正確に診断することはできませんが、腫瘍の位置からすると「大動脈小体腫」の可能性が高いと考えられます。
「大動脈小体腫」は転移したりすることは稀ですが、徐々に大きくなり、心臓を圧迫することで心不全を引き起こします。
このワンちゃんも、腫瘍の圧迫による心臓循環不全から胸水の貯留が起きていました。

胸に溜まった「胸水」は呼吸を圧迫するため、すぐに抜いてあげなければなりません。

このタイプの腫瘍は、外科手術で摘出することは困難で、抗がん剤なども効果的ではないため、対症療法で症状を緩和してあげることしかできません。
こちらのワンちゃんでも、胸水を抜いて、病状に合わせた投薬に変更することしかできませんでしたが、それでもお薬が上手く効いているようで、当院に来院される前よりはだいぶ具合が良くなったようです。
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院
心臓病ということで治療をしていたが、経過が思わしくないということで来院されたわんちゃんです。
本人の状態や、病歴を聞いていると、どうも腑に落ちない点がいくつか・・・
一般的な心臓病にしては様子がおかしいな・・・と思いつつ詳しく調べると・・・
超音波検査で心臓に腫瘍が見つかりました。

大動脈の付け根の当たりに3~4cmほどの大きさの腫瘍です。

超音波検査だけでこの腫瘍を正確に診断することはできませんが、腫瘍の位置からすると「大動脈小体腫」の可能性が高いと考えられます。
「大動脈小体腫」は転移したりすることは稀ですが、徐々に大きくなり、心臓を圧迫することで心不全を引き起こします。
このワンちゃんも、腫瘍の圧迫による心臓循環不全から胸水の貯留が起きていました。

胸に溜まった「胸水」は呼吸を圧迫するため、すぐに抜いてあげなければなりません。

このタイプの腫瘍は、外科手術で摘出することは困難で、抗がん剤なども効果的ではないため、対症療法で症状を緩和してあげることしかできません。
こちらのワンちゃんでも、胸水を抜いて、病状に合わせた投薬に変更することしかできませんでしたが、それでもお薬が上手く効いているようで、当院に来院される前よりはだいぶ具合が良くなったようです。
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院
2018年09月27日 (木) | 編集 |
2018年09月25日 (火) | 編集 |
2018年09月20日 (木) | 編集 |
2018年09月18日 (火) | 編集 |
2018年09月13日 (木) | 編集 |
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院
慢性的な細菌性膀胱炎が続いていたワンちゃん。
細菌感染だけではなく、膀胱内に結石ができてしまっています。

黄色で囲った中心部分のぼんやりとした白い塊が結石。

超音波でみるとこんな感じ。
膀胱結石には、その成分によってマグネシウム系の結石やカルシウム系の結石など色々な種類があるのですが・・・
マグネシウム系の尿結石は細菌感染が原因で発生する場合があります。
この場合は、感染症の治療と食事療法で尿石が溶けることがあるので、即手術に踏み切るのではなく、内科療法で経過を見ます。
こちらのワンちゃんも内科療法で経過を見ていたのですが・・・
抗生物質が上手く効かない耐性菌の発生などもあり、内科療法では上手くいきませんでした。
そこで、仕方なく外科的に膀胱結石を摘出することに。

摘出した結石は約5mmと小さなものでした。
この結石は検査所に送って分析をするのですが、やはりマグネシウム系の結晶でした。
膀胱を切開した後は、2日間ほど尿道カテーテルを挿入します。
切開したばかりの膀胱におしっこが溜まってしまうと尿が漏れ出てしまう恐れがあるので、尿道カテーテルで強制的に尿を排出して、膀胱が膨らまないようにするのです。

こちらのワンちゃんは、膀胱内に抗生物質の効きにくい耐性菌が感染していたため、術後の感染症など心配があったのですが、事前の検査で選択した抗生物質が上手く効いてくれているようで、大きな問題を起こすことなく無事退院していきました。
後は、感染症や尿石が再発しないように慎重に経過観察ですね。
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院
慢性的な細菌性膀胱炎が続いていたワンちゃん。
細菌感染だけではなく、膀胱内に結石ができてしまっています。

黄色で囲った中心部分のぼんやりとした白い塊が結石。

超音波でみるとこんな感じ。
膀胱結石には、その成分によってマグネシウム系の結石やカルシウム系の結石など色々な種類があるのですが・・・
マグネシウム系の尿結石は細菌感染が原因で発生する場合があります。
この場合は、感染症の治療と食事療法で尿石が溶けることがあるので、即手術に踏み切るのではなく、内科療法で経過を見ます。
こちらのワンちゃんも内科療法で経過を見ていたのですが・・・
抗生物質が上手く効かない耐性菌の発生などもあり、内科療法では上手くいきませんでした。
そこで、仕方なく外科的に膀胱結石を摘出することに。

摘出した結石は約5mmと小さなものでした。
この結石は検査所に送って分析をするのですが、やはりマグネシウム系の結晶でした。
膀胱を切開した後は、2日間ほど尿道カテーテルを挿入します。
切開したばかりの膀胱におしっこが溜まってしまうと尿が漏れ出てしまう恐れがあるので、尿道カテーテルで強制的に尿を排出して、膀胱が膨らまないようにするのです。

こちらのワンちゃんは、膀胱内に抗生物質の効きにくい耐性菌が感染していたため、術後の感染症など心配があったのですが、事前の検査で選択した抗生物質が上手く効いてくれているようで、大きな問題を起こすことなく無事退院していきました。
後は、感染症や尿石が再発しないように慎重に経過観察ですね。
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院
2018年09月06日 (木) | 編集 |
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院
わんにゃんドックのご紹介です
本日ご紹介するのはMIX犬の銀ちゃんと白ちゃんです
まずはダックス×ペキニーズのミックス犬の銀ちゃん

毛色や顔の形など、ペキニーズの特徴の方が強く出ていますね。
そして、こちらはトイプードル×シーズのミックス犬の白ちゃんです

白ちゃんはプードルとシーズーの特徴が半分半分という感じですね!
お顔の全体的な雰囲気はプードルっぽいですが、お目目のあたりはシーズーの特徴が強く出てますね。
二人とも、わんにゃんドックCで詳しく検診させていただきました
当院では、皆様の大切なご愛犬・ご愛猫の健康管理の一助として、定期的な健康診断「わんにゃんドック」をお勧めしています
町田市 相模原市 動物病院 谷口動物病院
わんにゃんドックのご紹介です

本日ご紹介するのはMIX犬の銀ちゃんと白ちゃんです

まずはダックス×ペキニーズのミックス犬の銀ちゃん

毛色や顔の形など、ペキニーズの特徴の方が強く出ていますね。
そして、こちらはトイプードル×シーズのミックス犬の白ちゃんです


白ちゃんはプードルとシーズーの特徴が半分半分という感じですね!
お顔の全体的な雰囲気はプードルっぽいですが、お目目のあたりはシーズーの特徴が強く出てますね。
二人とも、わんにゃんドックCで詳しく検診させていただきました

当院では、皆様の大切なご愛犬・ご愛猫の健康管理の一助として、定期的な健康診断「わんにゃんドック」をお勧めしています

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