町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
エコーで見つけた消化管内異物
2016年01月28日 (木) | 編集 |
まずはこの超音波画像。



20160128tah01.jpg




胃の中に白く輝く二つの物体。



大きさは5~8mm程度。



薄っぺらい構造のようですが・・・




20160128tah02.jpg




正体はビニールの破片でした。




続いてこちら。



20160128tah03.jpg



吐き気と腹痛を主訴にご来院いただいたワンちゃんの超音波検査画像です。




2cm程度のだ円形の物体。




超音波画像としてはうんちと見分けがつきませんが、触診で触ると便とは明らかに違う弾力がありました。




これの正体は・・・



20160128tah04.jpg



ウンチにまぎれて解りにくいですが、ぬいぐるみの鼻です。




20160128tah05.jpg
被害者




このようなビニール片やぬいぐるみのようなものはレントゲンには写りません。




超音波検査でもそれほどハッキリとした画像が得られるわけではありませんので、評価にはある程度の経験が必要です。



また、ぬいぐるみの鼻のように、画像上は糞便とほぼ変わらないような画像では、触診の所見と総合して判断する必要があります。




一般の飼い主様からすると、「レントゲンや超音波検査をすればお腹の中が詳しくわかるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが・・・




実際には結構難しい部分もあり、検査機械の性能や獣医師の技量、経験にかなり左右される部分があるのです。

本日のわんにゃんドック
2016年01月22日 (金) | 編集 |
本日もわんにゃんドックの御紹介です 




本日ご紹介するのは、イタリアングレーハウンドのタラちゃん 




今月4歳になったばかりの男の子です 




IMG_5020.jpg




お耳を伏せてしまって、ちょっと緊張の面持ちですね 




タラちゃんは歯石クリーニングの処置も控えているので、その麻酔前検査もかねてのわんにゃんドックでした。




ワンちゃん・ネコちゃんの歯石クリーニングには全身麻酔が必要になりますから、今回のようにその麻酔前検査を兼ねてわんにゃんドックをうけていただくというのもお勧めです 




当院では、皆様の大切な御愛犬・御愛猫の健康管理の一助として、定期的な健康診断「わんにゃんドック」をお勧めしております 

本日のわんにゃんドック
2016年01月15日 (金) | 編集 |
当院では、「病気になったものを治療する」と言うことだけではなく、「病気にならないために生活習慣を整える、定期検診を受ける」ことを大切にする「予防医療」を重視しています。



定期的な健康診断「わんにゃんドック」をお勧めしたり、定期的な「歯石クリーニング」を推奨するのもその一環です。



さて、こちらは先日わんにゃんドックをうけていただいたプードル犬の小町ちゃん 




20160112tah01.jpg


昨年のクリスマスイブに6歳になったばかりの女の子です 




小町ちゃんは2012年から毎年定期的にドックを受けてくださっています。



健康診断で重要なのは、年に一回定期的に受診していただくこと 




普段の元気な時のデータを蓄積しておくことが、後々の病気の早期発見につながってくるのです 




当院では、皆様の大切な御愛犬・御愛猫の健康管理の一助として、定期的な健康診断「わんにゃんドック」をお勧めしております 

1月15日 診療時間変更のお知らせ
2016年01月11日 (月) | 編集 |
瓜実条虫
2016年01月09日 (土) | 編集 |
新年早々、うんちの画像で失礼いたします。




20160109tah01.jpg



適度に湿り気のある、コロコロとしたいいウンチですが・・・



白いゴマ粒のようなものが見えますね。




これは「瓜実条虫」という寄生虫です。




いわゆる「サナダムシ」の仲間であります。




白いゴマ粒のように見えるのは、条虫の体の一部分で「片節」といいます。




この「片節」がいくつも連なって、なが~い条虫の体を形成しているのです。




成虫は50~70cm程の長さにまで成長するようです。




条虫は、老化した「片節」を先端から一つづつ分離していくのですが、これが糞便と共に排泄されてくるのです。




この「片節」の内部には子宮があり、たくさんの卵が含まれています。




20160109tah02.jpg
茶色い大きな袋状の物が卵嚢。この中に数個~十数個の虫卵が含まれています。




糞便と一緒に排泄された「虫卵」は、ノミの幼虫に食べられることで、ノミ体内に侵入します。



「虫卵」はノミ体内で感染力を持った幼虫へと成長します。



感染力を持った幼虫はノミの体内に潜んで、犬や猫が毛づくろいの際にノミと一緒に飲み込んでくれるのを待っているのです。




したがって、この「瓜実条虫」を駆除する為には、生活環境周辺のノミも同時に駆除しなければならないのです。