町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
迷子のインコ
2015年10月26日 (月) | 編集 |
無事保護されました!

埼玉県で保護されたそうです。無事で何よりです。(2015年10月19日)



残念ながら「鳥違い」だったそうです。

引き続き探していらっしゃいますので、何か情報がございましたら、病院受付までご連絡をお願いたします。
(2015年10月26日)

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本日のわんにゃんドック
2015年10月26日 (月) | 編集 |
本日ご紹介するのは、福ちゃんと丸ちゃん姉妹 


まずはお姉ちゃんの福ちゃん!


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ダックス×プードルMIX犬の女の子です 




一方、こちらはヨーキー×マルチーズのMIX犬、妹分の丸ちゃんです 




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お二人同時のわんにゃんドックでした 




この二人には幸ちゃんというビーグル犬のお姉ちゃんがおりまして・・・


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3姉妹あわせて「幸福丸」という、とてもおめでたいお名前なのであります 



長女の幸ちゃんも含めて、毎年しっかりと健康診断を受けていただいています。



健康診断で大切なのは、定期的に受診していただき、データを積み重ねていくこと。



当院では、皆様の大切な愛犬・愛猫の健康管理の一助として、定期的な健康診断「わんにゃんドック」をお勧めしております 

子宮蓄膿症
2015年10月22日 (木) | 編集 |
御存じの方も多いかと思いますが、ワンちゃんの発情期は春と秋の年2回訪れます。



およそ半年間隔です。



この時期になると我々獣医師が警戒するのが「子宮蓄膿症」。



中高齢の女の子(もちろん避妊手術をしていない)に多い疾患で、発情後の子宮内に細菌感染を起こし、膿がたまってしまう病気です。



この疾患には女性ホルモンの分泌が大きく関与しているため、発情と関連して発症することが特徴です。



症状としては、通常よりも発情の出血が長く続いたり、膿状のオリモノが出てきたり・・・



初期の段階では、元気食欲に影響はないのですが、細菌が増殖するとともに毒素が体内に蓄積し、徐々に食欲が無くなり、最終的には多臓器不全で命を落とす恐ろしい病気です。



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子宮蓄膿症の症例の超音波検査。
※の部分が膿の溜まった子宮。



この超音波画像は、先日、子宮蓄膿症で緊急手術をおこなったワンちゃんの画像です。



発情が終わったはずなのに、出血が見られたということで来院されました。



この時点ではまだ元気も食欲もあり、一時的にわずかな出血が見られただけ。
普通なら見逃されてもおかしくなかったのですが・・・



たまたま飼い主様が子宮蓄膿症について耳にされたということで、「ひょっとしたら・・・」ということでご来院いただきました。



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術中の様子。画面右側の子宮が左側に比べて太くなっています。この部分に膿がたまっています。



子宮蓄膿症の治療は、基本的には外科治療。



膿の溜まった子宮を摘出します。



この症例は、飼い主様が初期の段階でお連れ下さったので、膿の貯留はわずかですが・・・



重度の症例では、フランクフルトなみの太さになることも珍しくありません。



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過去の症例 1

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過去の症例 2


膿の蓄積が多くなれば、それだけ体内に毒素が吸収されるため、症例の全身状態は悪くなっていきます。



今回の症例では、飼い主様の素早い判断で、体への悪影響も最小限で、翌朝には元気に退院していきましたが、膿の貯留の多い症例では1週間ほどの入院が必要になります。



酷い症例では、手術が成功しても、すでに体内に吸収された毒素によって多臓器不全を起こして亡くなってしまうことも珍しくありません。

こんなところに・・・
2015年10月13日 (火) | 編集 |
診察室のガラス枠に・・・




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なんだか黒い塊が・・・






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ハエでしょうか・・・?







・・・いいえ・・・







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「耳くそ」です。






ワンちゃんの耳洗浄をすると、洗浄中にバタバタと頭を振ることがあるわけですが・・・





そうすると、こんなふうに壁や天井に耳垢が吹っ飛んでることがあります。








「まさかこんなところまで・・・」



ではなく、「こういった状況ならこういうことが起こるかもしれない」という発想で物事を観察することが大切です。




それは、診療や看護においても重要なことなのであります。




ですので、私はスタッフには「まともに掃除もできない人間が、しっかりとした診療や看護ができるわけないよね」と日頃から伝えているのであります。


短頭種気道症候群
2015年10月10日 (土) | 編集 |
以前にもとりあげたことがありますが、「短頭種気道症候群」についてであります。




まずはこちら。



正常犬の気道のレントゲンのご紹介から。



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鼻からの空気の通り道と、口からの通り道の間に「軟口蓋」があり、その奥で気管へと一つにつながります。



こちらは、あるフレンチブルドッグの気道のレントゲン。



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正常犬に比べて、「軟口蓋」の部分が分厚く、空気の通り道が明らかに狭まってしまっています。



フレンチブルドッグやパグ犬のような「短頭種」と言われる犬種では、通常のワンちゃんに比べて気道が狭くなっていることがほとんどです。



これを、「短頭種気道症候群」と言います。



ぺちゃんこに潰れた鼻、分厚くなった軟口蓋、通常よりも細い気管など、生まれつき気道に不具合が生じるため、普通の犬種に比べてイビキをかきやすかったり、すぐにゼエゼエと呼吸が荒くなったりしやすいのです。



中でも、気道の閉塞が重度な症例では、何かの拍子に窒息死してしまうこともあるのです。



こちらは、より重度な「短頭種気道症候群」のワンちゃん。


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気道の狭窄が重度です。



ここまで重度になると、睡眠中等に窒息する危険があります。



ぺちゃんこに潰れたお顔が可愛らしい「短頭種」ですが、その特徴的なお顔の影には、このような疾患が隠れているのであります。

ノーベル賞とフィラリア予防薬
2015年10月06日 (火) | 編集 |
大村智・北里大特別栄誉教授のノーベル医学生理学賞受賞決定のニュースでにぎわっておりますが・・・



このニュースは我々獣医師にも深いかかわりがあります。



と言うのも、大村教授が開発され、今回の受賞の決め手にもなった「イベルメクチン」というお薬は、皆様もおなじみの「フィラリア予防薬」の成分なのであります。



もちろん、いまはイベルメクチン以外にも様々な薬剤が開発されていますが、今でも現役で使用されているお薬です。




私自身は、イベルメクチンが無い時代を知らない獣医師ですが・・・



イベルメクチンが開発されたことで、フィラリア症の予防はずいぶんと楽になったと聞いています。



そんな、ちょっと身近に感じるノーベル賞受賞決定のニュースでありました。

本日のわんにゃんドック
2015年10月02日 (金) | 編集 |
わんにゃんドックのご紹介です 


本日ご紹介するのは、ポメラニアンのチャピ君 


7歳の男の子です 




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チャピ君は本日が初めての健康診断だったのですが・・・



残念ながら血液検査で肝臓の数値に少し異常値がでてしまいました 



我々人間もそうですが、中高齢になると肝臓に関わる数値がひっかかることが多くなってきます。



その多くが、やはり肥満など生活習慣が関わっているのですが・・・




ポメラニアンの場合は、犬種の特性もあると考えられています。




ポメラニアンは他の犬種と副腎ホルモンの分泌に少し差があると言われており、そのために肝臓の数値に異常値が出ることが多いといわれています。




健康診断では、そういった犬種特異性や年齢の影響などを考慮しながら結果を判断する必要もあるのです。



チャピ君の場合は、生活習慣を見なおしていただきつつ、経過観察することとなりました