町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
本日のわんにゃんドック
2014年11月28日 (金) | 編集 |
本日ご紹介するのは・・・




ヨークシャーテリアの笑来(にこらい)君 



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今年2歳になったばかりの男の子です 



昨年もご紹介しましたが、笑来君は、なんと山梨県からのご来院 



飼い主様は、調理師さんとして八ヶ岳の宿泊施設(ペット同伴可)にお勤めの方で、わんにゃんドックの為に当院まで遠いところをご来院くださっているのです 


大切な笑来くんの健康維持の為、わざわざ遠い当院にまでお越しいただくなんて、本当に嬉しい限りであります 



ところで、飼い主様がお勤めになられている施設、とっても雰囲気の良いところですよ 



八ヶ岳わんわんパラダイス



1500坪のドッグラン!!って・・・大型犬連れて行ったら、一日大はしゃぎですね!


プライベートドッグラン付きのコテージや、露天ぶろ付きコテージなどなど。。。いいですね~ 


これからの季節は、ワンちゃんと一緒にスノーシュープランなんかよさそうです^^


様々な宿泊プランに、美味しそうなお料理  


とっても魅力的なところですね!!

本日のわんにゃんドック
2014年11月25日 (火) | 編集 |
わんにゃんドックのご紹介です 




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ミックス犬の福ちゃん 



今月で7歳になる女の子です 



2010年に初めて当院にお越しいただいてから、毎年わんにゃんドックに来ていただいております 



健康診断で大切なのは、定期的に受けていただき、毎年のデータを積み重ねていくことです 




血液検査やレントゲン検査など、どんな検査にも「正常値」というものがありますが、それと同時に、「個体差」もあります。



一般的な「正常値」からは数値が離れていても、その「個体」にとっては正常であることも珍しくありません。



逆に、数値は「正常値」であったとしても、その「個体」にとっては異常に当てはまる場合と言うのも、決して少なくありません。



そんなときに、普段からのデータの蓄積があれば、その個体にとっての正常・異常の変化が、より正確に把握できるようになるのです。



当院では、大切な愛犬・愛猫の健康管理の一助として定期的な健康診断「わんにゃんドック」をお勧めしております 



ぜひ、皆様の大切なワンちゃん・ネコちゃんの健康管理にお役立て下さい 

迷子のワンちゃん
2014年11月22日 (土) | 編集 |
迷子のわんちゃんです。

無事に見つかったそうです!(2014年11月24日追記)

よかったですね 

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4歳 未去勢の男の子 タロウ君です。


なにかお心当たりがございましたら、病院受付までご連絡くださいませ。



谷口動物病院 042-711-7612


くしゃみと口腔鼻腔瘻(こうくうびくうろう) 2
2014年11月20日 (木) | 編集 |
さて、鼻水とくしゃみが治まらないということで、「口腔鼻腔瘻」と診断したワンちゃんの続きです。
前回はこちら⇒click



それまでの症状の経過と、レントゲンの画像から「口腔鼻腔瘻」を疑い、抜歯治療を行いました。
※口腔鼻腔瘻・・・重度の歯周病により、口腔内の病変が鼻腔内にまで広がり、口腔内と鼻腔内が貫通してしまった状態。







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飼い主様が歯磨きを頑張ってくださっているおかげで、歯そのものはとても奇麗な状態です。



ですが、こんなに奇麗な状態でも、見えない歯周ポケットの奥では、歯周病が確実に進行しているのです。




残念ながら、こちらのワンちゃんの歯周ポケット内では、重度の歯周病が進行していました。



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処置を始めると、すぐに鼻の穴から血がでてきました。



お口の処置をしているのに、鼻から血が出てくるということは、やはり口腔鼻腔瘻が存在するということです。






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右上顎の犬歯を抜歯。
黄色い線で、犬歯の位置を描いています。
黄色い字で「鼻孔」と書いてある部分は、本来は骨と歯肉でふさがれていなければなりません。



犬歯の内側に重度の歯周病が生じたため、この部分の歯肉や骨が壊死してしまい、鼻の穴まで貫通してしまったのです。



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同じく、左上顎の犬歯。


このように、左右の犬歯の内側の根っこ部分に「口腔鼻腔瘻」が生じていたために、くしゃみや鼻水で悩まされていたのです。



それにしても、症状とレントゲン写真からある程度の病状は推測していましたが・・・



ここまで大きな穴があいてしまっているとは・・・予想以上に酷い状態でした。



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抜歯した部分は、歯茎の肉や頬粘膜をやりくりして、しっかりとふさいでやります。



犬歯は無くなってしまいましたが、これで長い間悩まされたくしゃみや鼻水とはオサラバです。




前回の記事にも書きましたが、「歯の表面の見た目の汚れ」と、「歯周病の進行度合い」は必ずしも一致しません。



今回のワンちゃんのように、とても奇麗に歯磨きをしていても、歯周ポケットの内部で知らず知らずのうちに歯周病が進行していくことも珍しくないのです。



とはいえ、今回のワンちゃんのように、ここまで見た目の歯の奇麗な状態と、実際の歯周病の進行度合いにギャップがある症例は、私にとっても初めての経験でした。



経験上、ミニチュアダックスは、このようにパッと見た歯の状態に比べて、歯周病の進行度合いが酷い症例が多いように思います。


くしゃみと口腔鼻腔瘻(こうくうびくうろう) 1
2014年11月18日 (火) | 編集 |
「1年くらい前から、くしゃみ・鼻水が治らない・・・」



と言うことで、ご来院いただいたワンちゃん。



いくつかの病院で診察を受けたそうですが、なかなか原因がハッキリせず、投薬で一時的に症状は緩和するものの、完全に治ることはなかったそうです。


御心配された飼い主様は、いろいろとインターネットでお調べになられたそうで、「ひょっとして、歯周病が原因なのでは?」



・・・と当院にご来院いただいたそうです。



くしゃみをするときの様子をビデオで見せていただくと・・・



どうやら鼻の奥に違和感を感じて、くしゃみをしたり、鼻をすすったりしている様子です。



たしかに・・・歯牙疾患が疑われるようなくしゃみの仕方です。



そこで、レントゲン撮影をしてみると・・・



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左右は同じ画像。前歯と犬歯の部分に歯周病があり、口腔鼻腔瘻を形成しているようです。
黄色く線で囲んだ部分の骨が溶けてしまい、鼻孔とつながっている様子が解ります。
※口腔鼻腔瘻(こうくうびくうろう)・・・歯周病が進行し、口腔内と鼻腔内を隔てる部分が壊死し、穴があいてしまった状態。





こうなってしまうと、お口の中の唾液や、場合によっては食べカス等が鼻の穴の中に侵入してきますので、常に鼻がムズムズしたような感じがし、くしゃみをしたり、鼻をすするといった症状が続きます。




さて・・・それにしても、このワンちゃん。



なぜ、ここまで歯周病が進行しているのに、ほかの病院さんで診断がつかなかったのでしょうか・・・?



実は、このワンちゃんの歯は、見た目がとても奇麗なのです。



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上の写真は、歯周病治療の写真なのですが・・・ご覧のように、わずかに歯石がみられるものの、とても奇麗なように見えます。


このワンちゃんの飼い主様は、とても健康管理に気を使っていらっしゃる方で、歯磨きもしっかりとおこなっていたようです。


そのため、一見すると歯がとても奇麗に見えるため、くしゃみの原因として、歯周病の可能性が見過ごされてしまっていたようです。




たしかに、歯の表面はとても奇麗ですが・・・



実は、歯周病で一番大事なのは、歯周ポケットの状態です。



いくら歯の表面が奇麗になっていても、歯と歯茎の境目である「歯周ポケット」に歯周病が発生してしまうと、奥へ奥へと、歯の根っこの方に向かって病気が進行していくのです。



鼻腔瘻_ページ_1



そのため、今回のワンちゃんでも、表面上の歯は奇麗に見えても、歯周ポケットの内部で知らず知らずのうちに歯周病が進行し、口腔鼻腔瘻を形成するまでになってしまっていたのです。



これをしっかりと治療するには、全身麻酔下での抜歯治療が必要になります。



つづく・・・

ナックリング
2014年11月14日 (金) | 編集 |
こちらの写真・・・


突然の痙攣発作で、入院治療をおこなっていたワンちゃんの後ろ足の写真です。



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手前に写っているのが右後肢。




奥に左後肢が写っていますが、それと比べると、なんだかおかしいですね。




足がひっくり返って、足の甲の側が地面についてしまっています。




「ナックリング」という症状で、神経疾患に伴う症状の一つです。



動物の体には、「固有位置感覚」という感覚があります。



自分の手足がどのような位置にあるのか? どのような角度になっているのか? を脳に知らせる役割を持っています。



この「固有位置感覚」が障害されると、写真のように、足をひっくり返されても気がつかなくなってしまいます。



「固有位置感覚」を障害された動物では、歩くときに爪先を引きずるように歩くので、一歩進むごとに「ジャッ・ジャッ」と爪が地面を擦る音が聞こえるので、飼い主様にも解りやすい症状です。



この「固有位置感覚の異常」は様々な神経疾患に伴って発症します。



したがって、この症状だけで「どこそこの神経が悪い」と詳細に診断することはできませんが・・・



「固有位置感覚に異常があるということは、どこかの神経に異常がある」事はほぼ間違いないといえます。



脳腫瘍や脊髄腫瘍の初期症状であったりすることも多いですので、お散歩中に「なんか足引きずるな?」「なんだか、爪を擦って歩いているような・・・?」なんて思ったときは、上の写真のように足をひっくり返してみてください。



正常なワンちゃんであれば、すぐに元に戻そうとしますが、「固有位置感覚」に異常が生じている場合は、写真のように足がひっくり返っていても平然としています。



そんな時には、すぐに獣医師にご相談くださいませ。

細菌感染
2014年11月04日 (火) | 編集 |
動物病院で、診療する機会の多い病気の一つに「外耳炎」があります。





外耳炎



外耳、つまり耳介と耳道(耳の穴)に炎症を起こす疾患で、そのほとんどが細菌や真菌の感染によるものです。




耳垢検査
耳垢に発生した細菌や真菌(マラセチア)の顕微鏡写真。



治療には抗生物質の点耳薬や、飲み薬を使用します。



通常の外耳炎であれば、1か月ほどの治療で奇麗に治るのですが・・・



中には、投薬を始めてから改善するどころか、どんどんと悪化していく症例に遭遇することがあります。



そういった症例では、使用している抗生物質に対して「耐性」を持った細菌が増殖していることがあります。
※ 「耐性」・「薬剤耐性」・・・細菌が抗生物質にたいして抵抗力を持ち、お薬が効きにくくなること。



こうなってしまうと、今までのお薬を漫然と続けていても効果はありません。



「薬剤感受性試験」をおこなって、効果的な抗生物質を調べる必要があります。



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動物医療で一般的に使用される抗生物質がアルファベットの略語で示されています。



「薬剤感受性試験」をおこなうと、病原菌に対して、どのような抗生物質が有効か、ハッキリと知ることができます。



(-)の結果は、薬剤耐性があるということ。つまり、その抗生物質が無効だということです。



上記の写真を見ると、10種類の抗生物質のうち、有効なのはTCとCLDMという2種類の抗生物質のみ。



それ以外は、すべて耐性を持っているということが分かります。




この結果を参考に、有効な抗生剤を選択し、治療を進めるのですが・・・



この結果はあくまで試験管での反応であって、実際の生体に投薬した場合は、様々な条件によって、検査結果通りの反応が出ないことも少なくありません。



したがって、上述のように、有効な抗生物質の種類が少ない症例では、治療に非常に難儀することが多いのです。

カレンダー配布開始 ^^
2014年11月01日 (土) | 編集 |
月日が過ぎるのは早いもので、2014年も残すところあと2カ月。



今年も、ご来院の患者様にカレンダーをプレゼント 



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各ご家庭、ワンちゃんか猫ちゃんかどちらか一部のプレゼントとなっております 



当院の患者様であれば、診察が無くても、カレンダーだけでのご来院も大歓迎 



お散歩ついでにでも、ぜひ元気なお顔を見せにいらしてくださいね 



※数に限りがございます。昨年は12月半ばには配布終了しております。