町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
本日のわんにゃんドック
2014年06月30日 (月) | 編集 |
本日ご紹介するのは、今年2歳になったばかりの、アメリカンショートヘアのとらちゃんです 



20140628tah01.jpg


凛々しい顔立ちの男の子です 



まだ若くて、一見すると健康そのものの猫ちゃんなのですが、ここ最近、食後に吐くことが多いということで、わんにゃんドックCでの精密検査となりました 



結果は大きな問題なし 



吐き気については、ちょっとお食事の与え方に問題があったようなので、そこだけ改善していただくようにお話しさせていただきました 



当院では、大切な愛犬・愛猫の健康管理の一助として、定期的な健康診断「わんにゃんドック」を行っております 

肥大型心筋症と胸水
2014年06月28日 (土) | 編集 |
こちらの液体。



20140627tah01_20140627162321a49.jpg



ある心臓病の猫ちゃんから採取した胸水です。



およそ300ml。



体重3kgそこそこの猫ちゃんの胸の中に、これだけの胸水が溜まっていました。




胸水が溜まると、肺が押しつぶされてしまい、重度の呼吸困難をおこします。




この猫ちゃんが患っていたのは、「肥大型心筋症」という心臓病。



猫ちゃんの心臓病としては、もっとも一般的な病気です。


心臓の筋肉が肥大することで、心臓の動きが阻害されて循環不全を生じたり、不整脈が発生したりします。



血液循環不全が生じると、上述の写真のように、胸水が溜まってしまうことがあるのです。



20140627tah02.jpg



また、この病気の特徴的な症状として、心臓内に血栓(血の塊)ができることがあります。



こちらの猫ちゃんでも、直径15mmを超える大きな血栓が、左心房内に存在していました。



たった15mmと思われるかもしれませんが、猫ちゃんの心臓の大きさというのは、大ぶりの苺くらいのサイズです。



そんな小さな心臓の中に15mmの血栓ですから、かなりの大きさなのです。



心臓内に発生した血栓が、重要な血管を詰まらせてしまい、突然の下半身不随引き起こすこともある、おそろしい病気です。



そんな肥大型心筋症の最も恐ろしいところは、突然の呼吸困難や、下半身まひ(血栓による)といった重度の症状が発症するまで、飼い主様が病気に気がつかないことがほとんどだという所。



心筋の肥大は、遺伝的な要因等により、徐々に進行します。



そのため、初期の段階では無症状であることがほとんどで、症状が出始めた頃には、すでに末期状態であることも珍しくありません。



また、心筋の厚みはレントゲン等で正確に評価することは難しく、超音波検査による精密検査でなければ把握することは困難です。



そういったことも、この心臓病の早期発見の難しさにつながっているのです。





肥大型心筋症は、遺伝が関わっているとも考えられており、実際にメインクーンやアメリカンショートヘアなど特定の種類の猫ちゃんに多くみられます。



そういった、リスクの高い猫ちゃんでは、最低でも年に一回は心電図検査や胸部レントゲン検査を行い、少しでも異常所見があれば積極的に超音波検査でのチェックを行っておくことが勧められます。




本日のわんにゃんドック
2014年06月27日 (金) | 編集 |
本日ご紹介するのは、来月で11歳になるトイプードルのクッキーちゃん 




20140627tah01.jpg



フカフカのヘアスタイルが可愛らしい女の子です 



今回が初めての健康診断でしたので、わんにゃんドックCでしっかりと精密検査をさせていただきました 



実は、クッキーちゃん、2年ほど前に、当院で歯石のクリーニングをおこなったことがあるのですが・・・



今回、歯のチェックをしてみると、とても奇麗な状態で維持されていました 



これは、処置をした獣医師としてはとっても嬉しい事 



やっぱり、一生懸命磨いた歯が、数か月とか1年で歯石だらけになってしまっていると、ガッカリしますからね 



飼い主様が、クッキーちゃんの歯磨きを頑張っていらっしゃるのが良くわかります。



その他についても、年齢による変化意外には大きな問題もなく、基本的な健康状態はバッチリでした 




当院では、大切なワンちゃん・ネコちゃんの健康管理の一環として、定期的な健康診断をお勧めしております 

胆嚢疾患 
2014年06月24日 (火) | 編集 |
当院では、予防医療を重視しており、定期的な健康診断「わんにゃんドック」を行っております。



そうやって、日頃からたくさんのワンちゃん・ネコちゃんの検診を行っていると、まだ症状などはないものの、病気の前段階とも言うべき状況に遭遇することも数多くあります。


たとえば胆嚢疾患。



20140624tah02.jpg
正常な胆嚢(GB)の超音波画像


胆嚢(たんのう)というのは、肝臓のすぐそばにある袋状の器官。



胆汁という消化液を貯蔵し、分泌する働きを持っています。



超音波でみると、黒い楕円形をした臓器として映し出されます。


黒く見えるのは、内部にたまった胆汁(消化液)です。


わんにゃんドックで超音波検査をしていると、この胆嚢に問題が見つかることが良くあります。



「胆泥症(たんでいしょう)」です。


20140624tah03.jpg
胆嚢内に、白い泥状~ゼラチン状の胆泥が貯留している様子。


「胆泥(たんでい)」とは、胆嚢内の胆汁(消化液)に濁りが生じて、泥状や、酷いときにはネバネバとしたゼラチン状に固まってしまった状態のこと。


胆泥が生じる理由は、年齢的な要因や、食生活、体質、胆嚢の感染症など様々で、わずかな胆泥なら正常な状態でも生じることがあります。


胆泥が溜まっているだけでしたら、ほとんどの症例は無症状。わずかに血液検査で異常がみられることもありますが、超音波検査を行わない限りは解らないことがほとんどです。



このように、一見すると無害のように思える胆泥ですが・・・



たしかに、少量の胆泥でしたら、特に問題はなく、治療をせずに経過観察で済むことがほとんどです。



ですが、胆泥の量が多量になると、大きな問題につながることがあるのです。



20140624tah04.jpg
多量の胆泥が、大きな塊状になった状態。
左側の白いボール状の塊が、ゼラチン状に固まった胆泥。



ゼラチン状に固まった胆泥が、胆嚢の出口を塞いでしまい、胆汁(消化液)の分泌を妨げてしまうことがあるのです。


その状態が続くと、胆嚢に激しい炎症が生じたり、肝臓や膵臓などの周辺臓器にも悪影響を及ぼします。


最悪の場合は、胆嚢破裂を起こし、致死的な腹膜炎を起こすこともあるのです。



20140624tah01.jpg
ゼラチン状に固まった胆泥によって、胆汁の排泄が妨げられてしまった状態。
胆嚢周辺には激しい炎症が生じ、破裂寸前の状態です。このような状態を特に、「胆嚢粘液のう腫」と呼びます。
激しい嘔吐を主訴に来院した症例で、当院で診断後、2次診療施設で緊急手術となりました。



胆泥症の判断は難しく、無症状でほぼ正常な状態から、致死的な状態に陥るまで幅広いうえに、胆嚢破裂に至るような症例でも、直前まで全く無症状だったりすることもあり、診断がついた時には手遅れということも珍しくありません。



ゼラチン状に固まった胆泥が、いつ胆嚢の出口を閉塞させるかは予測することはできません。


いわば、いつ爆発するかわからない爆弾を抱えたような状態といえるのです。



胆嚢破裂にまで至ることは稀ですが、胆泥症そのものは中高齢のワンちゃんにとっては決して珍しいものではありません。


定期的な健康診断で、的確に状態を把握し、リスクの軽減に努めることが大切になります。

本日のわんにゃんドック
2014年06月23日 (月) | 編集 |
先週の土曜日のわんにゃんドックのご紹介です 




MIX猫のミミちゃん 



20140623tah01.jpg



6月に3歳になったばかりの女の子です 



ミミちゃんは、生後1カ月程度の頃から当院で診させていただいている猫ちゃん。



1歳のお誕生日の時から、毎年わんにゃんドックを受けていただいております 



今年も、わんにゃんドックAでしっかりと検査をさせていただきました 



初めて病院に来た時こそ、お腹の寄生虫の問題で投薬などをいたしましたが、それ以降は全く元気そのもの 



今回も全く問題なしでした 



ただ・・・毎年、体重が・・・・・・



猫ちゃんの3歳という年齢は、人間の年齢に換算すると20代半ば~後半といったところ。



1歳、2歳の頃は、活発に走り回っていた猫ちゃんも、だんたんと遊びに対する興味が減ってきて、寝て過ごす時間が増えてくる頃です。



当然、一日の消費カロリーも減ってきますので、今までと同じ感覚でゴハンを与えていると、どうしても太ってしまいます 



今までも何度かお話ししてきましたが、ワンちゃん・ネコちゃんも年齢に合わせた食事・運動管理が大切です 

○○のフン
2014年06月21日 (土) | 編集 |
先日、診療にいらした猫ちゃん。



その猫ちゃんの体を持ち上げると、バラバラとフケのようなものが大量に落ちました。



20140621tah01.jpg


1~2mm程度の大きさの、黒く細長い・・・


これはノミの糞。



ノミは吸血昆虫ですから、その糞には血液成分が含まれます。


したがって、水分を含んだノミの糞は、赤く血液の色素で染まります。



上の写真は、診察台に落ちたノミ糞をアルコール綿でふき取った所。



アルコールで湿った部分の糞から、赤茶色の色素が滲み出ていますね。



こちらのネコちゃん、里親でもらった猫ちゃんだったそうですが、もともと飼われていた飼育環境があまり良くなかったようです。


もらわれてきた時点で大量のノミに寄生されていたようで、新しい飼い主様のお宅でさらにノミが繁殖。



飼い主様方にも吸血の被害が出るほどになってしまっていました。



一度家庭内でノミが繁殖してしまうと、完全に駆除するには数カ月を要します。



猫ちゃんにノミ駆除薬を投与しつつ、お家の中の掃除や殺虫を徹底して繰り返さなければいけません。



大切なのは、ノミを持ち込まないこと。



ワンちゃん・ネコちゃんのノミ・マダニ予防、大切ですよ!

今のところ順調
2014年06月17日 (火) | 編集 |
先日、折れた犬歯の歯周病を治療した猫ちゃんですが・・・



20140609tah09.jpg



手術翌日の術創の血行が悪く、ひょっとしたら再手術が必要かな~と心配しておりましたが・・・



20140617tah01.jpg



術後1週間たちましたが、なんとか上手くいっているようです。



しっかりと血行は維持され、新たな肉が盛り上がってきています。


血行が悪いままになると、その部分は壊死して組織が脱落してしまうのですが、なんとか最悪の事態は免れたようです。



我々獣医師は、治療にあたって、できる限りの情報を集め、最善と思われる治療を行っていくわけですが、それでも、生き物の体です。


「絶対治せる」「絶対大丈夫」なんてことはないわけで。



「ベストを尽くしはしたけど・・・大丈夫だろうか?」



と不安に思うこともしょっちゅうなわけです。



とはいえ、その不安を払しょくし、自信を持って診療にあたるには、ひたすら勉強して、知識・技術を磨いていくしかないわけで・・・


どんなお仕事も同じでしょうが、人間、一生勉強ですね。

本日のわんにゃんドック
2014年06月16日 (月) | 編集 |
本日ご紹介するのは、トイ・プードルのくりまる君です 


今年の秋に6歳になる男の子です 


20140616tah01.jpg



ぬいぐるみみたいに可愛らしいですよね 



1歳の頃から診療をさせていただいているくりちゃんも、もうすぐ6歳。



人間の年齢に換算すれば、30歳半ばといったところ。



人間同様、整った生活習慣や、定期的な健康診断が重要になってくる年代ですね。



当院では、ワンちゃん・ネコちゃんの年齢や、体調に合わせて、わんにゃんドックA~Cの3つのコースをご用意しております 



ぜひ、皆様の大切な御愛犬・御愛猫の健康管理にお役立て下さい 

本日のわんにゃんドック
2014年06月12日 (木) | 編集 |
本日ご紹介するのは、トイプードルのライチ君です 




20140610tah01.jpg



6月で8歳になる男の子です 



今回はわんにゃんドックBでの検診でした。



ワンちゃんで8歳というと、人間の年齢に換算すると40歳前後。



まだまだ若いようでも、しっかりと健康診断を行って、生活習慣に気を配らなければならない年齢ですね 



当院では、大切な愛犬・愛猫の健康管理の一助として、定期的な健康診断「わんにゃんドック」をお勧めしています 

犬歯の破折と露髄 2
2014年06月10日 (火) | 編集 |
さて、折れた犬歯に、酷い壊死が生じてしまった猫ちゃんの続きです。



20140609tah03.jpg



折れた犬歯の歯髄(歯の中心部分)が腐り落ち、鼻の穴にまで影響が出てしまっていました。


治療するには、折れた犬歯を取り除き、内部の壊死組織をすべて洗浄しなければなりません。


とはいえ、肉食動物の犬歯は、最も根っこが頑丈な歯です。


ちょっとやそっとでは抜けません。


歯肉を切開し、歯槽骨(歯根を支える骨)をドリルで削らなければいけません。


20140609tah055.jpg


歯根の奥の奥まで壊死が進行し、黒く変色しています。



これは、さぞかし辛い思いをしていたでしょうね。



20140609tah06.jpg


歯を抜くと、こんなに大きな穴があきます。いかに猫ちゃんの犬歯が頑丈かが解りますね。


内部の壊死組織をすべて洗い流します。


20140609tah07.jpg


右側の犬歯も抜きました。こちらも、歯根全域が変色しています。それにしても、左側の犬歯(写真右)の酷いことといったら・・・



20140609tah08.jpg



抜歯した後は、しっかりと歯肉を縫い合わせて穴をふさぎます。


鼻の穴とつながってしまった部分は、壊死組織さえ取り除けば、自然と肉が盛り上がって、再びふさがるはずです。


ですが、一つ心配なことが・・・


これだけ炎症・壊死がひどかった部分ですので、縫い合わせた部分の修復が上手くいくか・・・


実際、手術翌日の傷口の様子は余りよろしくありませんでした。


20140609tah09.jpg


なんとなく血色が悪く、黄色っぽくなっているのがお解りいただけるでしょうか。


もしかしたら、上手くくっつかずに穴があいてしまうかもしれません。


それでも、少しずつ肉が盛り上がって再生してくれれば良いのですが、再生が上手くいかないようなら再手術が必要になります。



今後の経過が非常に気になるところです。

犬歯の破折と露髄 1
2014年06月09日 (月) | 編集 |
先日手術したねこちゃんなのですが・・・



「お口が痛くて御飯が食べられない。余りに口が痛いので、御飯を見ると、食べたいのに怖がってしまうくらいだ」



ということでご来院いただきました。



20140609tah022.jpg



ご覧のように、上あごの犬歯が両側とも折れてしまっています。特に、左側は真っ黒に変色してしまっています。

右側も、一見普通に見えますが、下顎の犬歯と比べると変色してしまっているのが解ると思います。


落下事故か何かでしょうか?

こちらのネコちゃんは、仕事場で面倒をみている野良ネコちゃんだということなので、何があったか詳細は解りません。


折れてしまってから、ずいぶんと時間が経ってしまっているようです。



20140609tah03.jpg



酷い状態です。歯髄(歯の中心部)がすべて腐り落ちてしまい、中に食べカスや毛等が詰まっていました。



しかも、この穴は鼻の穴までつながっていました。


20140609tah04.jpg



ご覧のように、左の鼻の穴から血と膿の混ざった鼻水が出ています。


犬歯の歯根の先端部は、鼻の穴のすぐそばまで延びており、鼻の穴と歯根を隔てる骨は、厚みが1~2mm程度と非常に薄いのです。


そのため、重度の歯周病になると、その薄い骨は簡単に壊死してしまい、鼻の穴まで通じてしまうのです。


これは、さぞかし辛かったでしょうね。御飯を食べたくても、余りの痛さに逃げ出してしまうというのも無理ありません。



治療するには、壊死した犬歯を抜歯し、内部の壊死組織をすべて洗浄してあげなければいけません。



つづく。


本日のわんにゃんドック
2014年06月09日 (月) | 編集 |
今日ご紹介するのは・・・



トイ・プードルの杏ちゃんです 



先月、1歳になったばかりの女の子です 



20140609tah01.jpg


看護師の中村さんがとってくれた写真ですが、素晴らしい笑顔ですね 



杏ちゃん、まだ1歳になったばかりと若く、特に日常生活でも気になる問題はないということで、今回は一番シンプルなわんにゃんドックAでの健康診断となりました 



当院では、ワンちゃん・ネコちゃんの年齢や、健康状態に応じて、わんにゃんドックA~Cの3つのコースをご提案させていただいております 

本日のわんにゃんドック
2014年06月06日 (金) | 編集 |
本日ご紹介するのは、キャバリア・キングチャールズ・スパニエルのビバちゃんです 



3月で2歳になったばかりの男の子です 



20140606tah01.jpg



ビバちゃんは、昨年もわんにゃんドックを受けていただいています。



今年で2回めのわんにゃんドックです 


当院では、わんちゃん・ねこちゃんの年齢や健康状態に応じて、わんにゃんドックA~Cの3つのコースをご提案させていただいております。



ビバちゃんは、まだ2歳と若く、特に普段の健康状態も問題になることはございませんので、今回はわんにゃんドックAでの検診となりました。



ご存知の方も多いかもしれませんが、キャバリアは心臓病が多い犬種として知られています。



このような定期検診で、しっかりとチェックをしておくことが、元気で長生きしてもらうためには大切ですね 




白内障と眼内出血・・・目薬させますか?
2014年06月03日 (火) | 編集 |
こちらの写真は、白内障を患っているワンちゃんの右目の写真です。


20140603tah02.jpg


やや写真がぼやけていますが、右目の水晶体(眼のレンズ部分)が白濁しているのが良くわかります。


このワンちゃんは、4歳の頃に白内障を発症しました。


ワンちゃんでは、遺伝性白内障が多く、そのほとんどが5~6歳頃までに発症する若年性白内障です。


多くの若年性白内障は、進行が早く、視覚に障害が出ることがほとんどです。


また、若年性の白内障では、急激に進行する白内障の影響で、眼球に強い炎症が発生する場合があります。


20140603tah03.jpg


こちらのワンちゃんも、左眼球内に出血を伴う炎症が発症してしまいました。


白内障を根本的に治療するには外科手術しかありません。


しかし、ワンちゃんの場合、手術できる施設が少ないという問題に加え、ワンちゃん自身が術後に眼を引っ掻いてしまう、術後に目薬をつけさせてくれない等々の問題によって、なかなか実施に至らないのが現状です。
※白内障手術自体の合併症などの問題もあります。



そのため、白内障の進行を和らげるような目薬や、サプリメントに頼らざるを得ないことがほとんどです。


ですが、なかにはそれすらもできないワンちゃんもいるのです。



実は、写真のワンちゃんは、飼い主様が御自宅で目薬をつけようとすると暴れてしまい、点眼治療ができません。


そのため、白内障についても、今回の眼球出血の治療についても、なかなか効果的な治療が行えないのです。


こういったことは、眼の治療だけでなく、耳の治療でも起こります。


普段から耳や目を触られることに慣れていないワンちゃんでは、いざ病気の時に点眼・点耳治療を行おうとしても、嫌がって暴れたり、飼い主様に噛みついてきたりと、有効な治療がおこなえず、悪化させてしまうことも少なくありません。


些細なことですが、普段から顔を触る、歯を触る、耳を触る、眼を触るといったことに馴らしておくことが、病気治療の上で大変重要になることがあるのです。



皆さんは、お家のワンちゃんの目薬させそうですか?

本日のわんにゃんドック
2014年06月02日 (月) | 編集 |
先日の臼歯破折のブログを、フェイスブックでたくさんの方にシェアしていただきました^^


皆様、ありがとうございます!


こうやって、少しでも多くの飼い主様方に、豚耳の危険を知っていただくことができれば、なによりです 



さて、本日はわんにゃんドックのご紹介です 




20140602tah01.jpg



本日ご紹介するのは、MIX猫のムーちゃん 



5月に12歳になったばかりの、男の子です 



ムーちゃんは、先天的に眼球に異常があるため、眼が見えません。



それでも、飼い主様に大事にされ、とても元気に過ごしています 



ムーちゃんは、もともと腎臓の機能に心配な部分があるため、わんにゃんドックCでの精密検査となりました 



当院では、大切な愛犬・愛猫の健康管理の一助として、定期的な健康診断「わんにゃんドック」をお勧めしております