町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
目蓋のデキモノ
2014年04月28日 (月) | 編集 |
年をとったワンちゃんで、このように目蓋に「おでき」ができることが良くあります。





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目蓋にできる「おでき(腫瘍)」は、幸いほとんどが良性。




マイボーム腺という脂分を分泌する分泌腺が腫瘍化するパターンが一般的です。




良性腫瘍ですので、手術せずに様子を見ることも可能ですが、眼球を傷つけたり、感染症をおこしたりする場合は切除しなければなりません。



また、美容上の問題として、見た目が気になる場合は切除します。



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切除すると、多少、目蓋の形が変形しますが、ほとんどは許容範囲内です。




縫合する際には、目蓋の変形が最小限になるように、また、縫合糸が眼球を傷つけないように細心の注意を払います。




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術後すぐなので、まだ目蓋が腫れぼったくなっていますが、抜糸の頃には奇麗になっているはずです。

身近な食品による中毒
2014年04月27日 (日) | 編集 |
たまねぎ中毒や、チョコレート中毒など、ワンちゃん・ネコちゃんにとって身近な食品による中毒というのは、多くの飼い主様もご存じのことと思います。



昨日来院した症例は、「キシリトール中毒」の症例でした。




飼い主様が見ていない間に、いたずらして食べてしまったようです。




このブログでも今までにとりあげてきましたが、人間のガム等に一般的に含まれるキシリトールは、ワンちゃんでは中毒を起こすことが知られています。



ワンちゃんがキシリトールを大量摂取すると、インスリンの分泌が増加し、低血糖を起こす場合があります。



また、重篤な場合は、肝炎を起こし、死に至るケースもございます。



実際に、私も10年ほど前ですが、キシリトール中毒による重度の肝炎で、あやうく命を起こしかけたワンちゃんを診療したことがございます。



幸い、今回診療したワンちゃんは、キシリトールガムを接種してから、ご来院いただくまでの時間が短かった為、キシリトールの成分が体内に吸収される前にお薬で吐き出させることができました。



このように、人間が日常的に接種する食物で、安全とされているものでも、代謝機能の異なるワンちゃんやネコちゃんでは中毒を起こす危険性もございますので、よくご注意いただきたいと思います。



その他にも、毒性の作用機序は良くわかっていないものの、ブドウやレーズンでも中毒を起こすことが知られています。
※場合によっては命にかかわる危険性も!!




どうしても、食卓のそばで物欲しそうな顔をしている愛犬・愛猫をみると、ついつい「一口だけ・・・」と与えてしまいがちですが、その一口が思わぬ事故を起こすこともあるのです。

本日のわんにゃんドック
2014年04月24日 (木) | 編集 |
本日ご紹介するのは、ミニチュア・ダックスのラムちゃん 





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先月6歳になったばかりの女の子です 




こちらのラムちゃん。



前回ご紹介したウランちゃんの妹分です 




以前から、少し肝臓の数値にひっかかる部分がございましたので、わんにゃんドックCでの精密検査とさせていただきました。




結果、大きな問題はなく、飼い主様も一安心 




当院では、皆様の大切な愛犬・愛猫の健康管理の一助として、定期的なわんにゃんドックをお勧めしています 

フィラリアの感染率
2014年04月21日 (月) | 編集 |
製薬会社さんから、こんなポスターが届きました。



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フィラリア予防を啓蒙するポスターなのですが・・・



「予防をしていない犬のフィラリア寄生率 22.7%」



つまり、フィラリア予防をしていないワンちゃんの、4~5頭に1頭はフィラリアに感染してしまっているということ。



しかも、このデータの出所が・・・



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神奈川県の動物保護センターに保護されたワンちゃんでのデータです。



神奈川県でのデータということは、町田近辺でもほぼ同様の感染率だと考えられます。




飼い主様の中には、「この子は外には出ないから・・・」という理由で、フィラリア予防をされない方もいらっしゃいます。




たしかに、室内だけで生活していれば、蚊に刺される危険性というのは、お外に散歩に行くワンちゃんに比べれば少ないでしょう。
※フィラリアは蚊を介して感染します。



ですが、「100%蚊に刺されない」と言えるでしょうか?



フィラリア感染は、重度になれば確実に命に危険を及ぼす感染症です。



また、少量の感染でも、フィラリア寄生の刺激によって、肺血管が障害されたり、寿命で死滅した虫体が肺血管を閉塞させたりしてしまい、肺に取り返しのつかないダメージを及ぼすこともあります。



ですが、予防薬を確実に投与すれば、ほぼ100パーセント予防できる病気なのです。



中には、「別に予防しなくても、フィラリアにかかっちゃったことがわかってから、治療すればいいんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかも知れません。



それは大間違いです。




たしかに、フィラリア感染に対する治療薬はございますが、その治療には合併症のリスク、手間、費用など大変な労力を必要とします。
※フィラリア感染の治療には、数カ月間の投薬と、運動制限が必要になります。
※治療薬で駆除されたフィラリア虫は、体外に排出されることなく肺血管を詰まらせます。これは、フィラリアが心臓内に寄生する以上、避けることができない合併症です。
 血管の詰まりが重度の場合は、命にかかわります。


また、一度フィラリアに感染し、障害を受けた肺血管のダメージは、二度と元通りに回復することはありません




こういったことを考えれば、「なぜ予防しておくことが大切か」が良くご理解いただけると思います。



フィラリア予防薬の投与は、6月末~11月末の半年間です。



ぜひ、皆様忘れずに予防をおこなっていただきたいと思います。





本日のわんにゃんドック
2014年04月19日 (土) | 編集 |
今日は、昨日おこなったわんにゃんドックのご紹介です 



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ミニチュアダックスのウランちゃんです 



昨日、ちょうど14歳の誕生日を迎えた女の子です 



ウランちゃんご家族とは、以前の勤務先からのお付き合いで、ずいぶんと長い間、健康管理をお任せいただいています 




その間に、何度か大きな手術も経験されていますが、飼い主様のたくさんの愛情を受けて、とても幸せなわんちゃんです 




夏には、飼い主様にお嬢様がお生まれになるということなので、ウランちゃんはH家の長女として、まだまだ元気に頑張ってもらわなければいけませんね 



動物病院では、ワンちゃん・ネコちゃんの誕生から、寿命を全うするまで、すべての診療科にわたって、長い間お付き合いをさせていただくことが多いのですが・・・



そうすると、自然と飼い主様ご家族との関わりも深くなってまいります。



お一人暮らしだった方がご結婚されたり・・・



お子様がお生まれになったり・・・



小さなお子様が、いつのまにか中学生になっていたり・・・


お孫さんがお生まれになったり・・・



そんな、飼い主様ご家族との関わりというのも、我々、動物業院ならではの楽しみだったりいたします 

肝生検
2014年04月14日 (月) | 編集 |
「肝臓の数値が高い」



人間でも、健康診断の時などに、割と良く聞くことではないでしょうか?



肝臓は、病気になっても、なかなか症状が現れず、明らかな症状があらわれたときには、かなり病状が進行していることも珍しくないため、「沈黙の臓器」とも呼ばれています。



そのため、定期的な健康診断でチェックをおこない、異常値が出た場合は、慎重に経過を観察する必要があります。



ワンちゃん・ネコちゃんでも同様で、わんにゃんドックや、手術前の血液検査などで、偶発的に肝臓数値の異常が見つかることも珍しくありません。



ただ、肝臓の数値は、食生活や、肥満など、生活習慣の影響を受けることもあります。



そのため、元気・食欲などの一般状態に問題がなく、数値の異常も軽度で、超音波検査などでも明らかな異常が見当たらない場合は、食生活等を改善しつつ、数か月ほど様子を見ていきます。



ですが、生活習慣等を改善しても、3~4カ月以上にわたって正常値の2倍・3倍といった値が続く場合は、「肝生検」が必要になります。



「肝生検」というのは、肝臓の組織の一部を外科的に採取し、肝臓組織を顕微鏡で観察する検査のこと。



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肝組織採取の様子



肝臓の組織を採取するには、当然、全身麻酔下で開腹手術をおこなって採取します。
※腹腔鏡が利用できる施設では、腹腔鏡で採取することも可能です。



全身麻酔、開腹手術ということで、動物にとって負担の大きな検査になるので、獣医師にとっても、飼い主様にとっても、実施するタイミングが難しい検査ですが・・・



ただ、超音波検査や血液検査では得られない、肝臓組織そのものの情報を得ることができるので、慢性肝炎などの確定診断には欠かせない検査になります。




負担の大きな検査ではありますが、診断さえつけば、明らかな肝障害が発生する前に、病状を正確に把握し、治療を開始することができるので、大変に重要な検査なのです。




当院では、この1年の間に、肝生検によって、1歳と4歳の2頭の若いネコちゃんを胆管肝炎と診断いたしました。



どちらのネコちゃんも、特に元気や食欲には全く問題なかったのですが、避妊手術前の血液検査や、わんにゃんドックでたまたま肝臓の数値に異常を見つけた結果、最終的に診断に至った症例です。



ネコちゃんの胆管肝炎は、それほど症例の多い疾患ではありませんが、若いうちから徐々に肝臓に炎症が進み、最終的には肝硬変に至ってしまうような疾患です。


まだ若い年齢のネコちゃんで、肝臓疾患を疑い、全身麻酔で肝生検をおこなうというのは、飼い主様にとっては簡単な決断ではなかったと思いますが、こうして早期に診断をすることで、的確な治療をはじめることができるのです。

ノミ糞
2014年04月12日 (土) | 編集 |
まだまだ朝晩は冷え込むものの、日中はすっかり暖かくなってきましたね。




気温の上昇と共に、増えてくるのがノミ・マダニの感染。



こちらの写真は、診療後の診察台の様子。


消毒中なのですが・・・


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汚れと共に、赤く血が滲んだようになっている部分が2か所。



これは、ノミの糞です。



診察にきたワンちゃんの置き土産です。



ノミの糞は、0.5mm程の、小さな黒い砂の粒のような見た目をしています。



上の写真でも、いくつか写っていますね。



これを、砂の粒か、ノミの糞なのかを区別するには、濡らしてみれば一目瞭然。



ノミは、動物の血を吸って生きているので、その糞にも血液の成分が含まれています。



ノミの糞を湿らせると、その血液成分が滲みだしてくるわけです。



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ティッシュでふき取るとこんな感じ。



ノミは、気温が13度以上になると、活発に活動し、繁殖します。



したがって、一度家庭内に持ち込んでしまうと、一年中繁殖し、お家の中がノミだらけになってしまう可能性があるのです。



また、冬場でも、蛹の状態で過ごしており、急に気温が上がった時などに、突発的に感染する可能性もございます。



積極的にお外に散歩に行くワンちゃんでは、最低でも3~11月。



できれば、1年を通して、しっかりと予防薬を使用されることをお勧めいたします。

ライフステージに合わせた食生活を・・・
2014年04月10日 (木) | 編集 |
人の医療と同様に、ペットの医療でも、「肥満」は大きな問題になるのですが・・・




私の経験上、多くのワンちゃん・ネコちゃんが太り始めるのが、2~3歳くらいの頃からであります。




ワンちゃん・ネコちゃんの2~3歳というのは、人間の年齢で言うと、20代前半~20代中盤といったところ。



この時期に太り始める子が多いのです。



理由は単純明快。



1歳~2歳までというのは、人間で言うと誕生~20歳まで。成長期もありますし、運動も一番活発な時期であります。



その頃と同じ感覚で、2歳を過ぎたワンちゃん・ネコちゃん(つまり20歳代半ばを過ぎた頃)にお食事を与えていれば、太ってくるのは当たり前なのであります。



人間だって、10代の頃と同じつもりで食事をしていれば、20代半ばを過ぎて太ってくるのは当たり前ですよね。



ワンちゃん・ネコちゃんの場合は、成長・老化が人間よりも圧倒的に早く進行するため、まだ2~3歳でも、アラサー目前のつもりで食生活を管理しなければならないのです。



市販のペットフードなんかでは、大まかに仔犬・仔猫用(~1歳まで)、成犬・成猫用(1歳~)、老犬・老猫用(7~10歳以上)なんて感じで、区別されていますが・・・



実際には、もう少し細かくライフステージを分けて考えて食生活を管理する必要があります。



ワンちゃん・ネコちゃんでは、1歳を過ぎたら、だいたい3~5年で人間年齢で10歳年をとるような感覚でいてください。



10代には10代の、20代には20代の、30代には30代の、それぞれの年代に適した食事量をイメージしながら、同じフードを与えるにしても、分量を少しずつ控え目にしたり、オヤツの量を減らしたりといった配慮が大切です。

高齢犬(♀)のオリモノにご注意を 
2014年04月08日 (火) | 編集 |
春先や、秋口等、わんちゃんに発情期が訪れる頃になると、子宮の病気が増えてきます。


高齢の、避妊手術をおこなっていないわんちゃんに多いのですが、発情期~発情後の子宮は、感染症を起こしやすい状態にあり、感染症を起こした子宮内には、大量の膿が貯留します。


「子宮蓄膿症」です。


子宮内に貯留した膿の一部は、オリモノとして陰部から排出されますが、場合によっては腹腔内に漏れ出てしまうこともございます。


子宮内に貯留した膿の毒素は、全身の臓器に影響を及ぼし、放置すれ命を脅かす疾患です。



病気自体が腹腔内のことですので、「なんとなく元気がない・食欲がない」といったハッキリしない症状しか示さないことも多いのですが、注意深く観察していれば、オリモノで陰部周辺が汚れていたり、オリモノを気にして陰部周辺をやたらと舐めている様子に気がつくこともございます。



こちらは、先月手術をおこなった症例の超音波画像。


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数日前から、元気食欲がいまいちだということで来院された症例です。


身体検査で、陰部周辺がベトベトとオリモノで汚れているのが観察されました。


この時点で、子宮の異常を疑っての超音波検査です。


画像の中心よりやや右寄りに、黒い円が見えると思います。


これが、膿の溜まった子宮の断面。


そして、その子宮の外側にも黒く膿がたまった部分が観察されます。


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黄色い斜線を引いた部分が、子宮外に漏れ出た膿。



これは、子宮内に貯留した膿が、腹腔内に漏れ出てしまっていることを示します。



一刻の猶予もない状態です。


子宮蓄膿症の治療は、ごく一部の例外を除き、外科手術だけが唯一の選択肢です。


特に、今回のように膿が腹腔内に漏れ出ている場合は、できる限り早く手術をおこない、膿の溜まった子宮の摘出と、腹腔内の洗浄をおこなわなければいけません。



すぐに術前の検査や準備を整え、緊急手術となりました。



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メスを入れると、すぐに膿の混ざった腹水があふれ出てきます。




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腹腔外に取り出した子宮は、すでに大半の膿が漏れ出ていたこともあり、大型犬の子宮蓄膿症にしては小さめです。


子宮を摘出した後は、丁寧に腹腔洗浄を繰り返し、でいる限り腹腔内に漏れ出た膿を洗い流します。



子宮蓄膿症では、手術が成功し、子宮を無事摘出できたとしても油断はできません。


手術が成功したとしても、すでに漏れ出た膿による腹膜炎や、体内に吸収された膿の毒素により、多臓器不全を発症し、命を落としてしまう危険性があるのです。



そのため、術後1カ月程度は、慎重に経過をみる必要があるのです。



幸い、今回の症例のわんちゃんは術後の回復も良く、今のところは経過良好のようで一安心です。


「子宮蓄膿症」は、はじめに述べたとおり、発情期と関連して発症する病気ですので、避妊手術をおこなっていないわんちゃん・ねこちゃんでは、日頃からオリモノなどの異常が無いか注意しておくことが大切です。


本日のわんにゃんドック
2014年04月07日 (月) | 編集 |
本日のご紹介は、スコティッシュフォールドのタラちゃんです 




まんまるなお顔が可愛らしいですね 



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今年の2月に5歳になったばかりの女の子です。


スコティッシュフォールドという種類は、その血統上の問題から、心臓病や腎臓病、関節疾患になりやすい種類として知られております。



そこで、タラちゃんも、わんにゃんドックBに加えて、心臓の超音波検査で精密検査をおこないました。



当院では、わんにゃんドックはA~Cの3つのコース設定をさせていただいていますが、わんちゃん・ネコちゃんの様子によっては、個別に検査を加えることもさせていただいております。



大切な、わんちゃん・ねこちゃんの健康管理の一助に、ぜひわんにゃんドックをご検討ください

下痢便
2014年04月04日 (金) | 編集 |
下痢や嘔吐っていうのは、動物病院で日常的に診療する症状の代表格なわけですが・・・



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こんなふうに、ネバッとドロッとした粘液便が出たりします。



少し、血液も含んでいますね。



こんな糞便を、染色処理し、顕微鏡で検査すると・・・



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1000倍


こんな感じで、細菌を観察することができます。



もともと、消化管の中には、多数の常在菌が生息していますので、便の中に細菌がいること自体は当たり前なわけですが・・・


この中でもご注目いただきたいのが、白い楕円形の空洞が見える細菌であります。



左右に合計2個見えますね。



この空洞のように見える部分を、「芽胞」と呼び、芽胞を形成する細菌を、「芽胞菌(がほうきん)」と呼びます。



この「芽胞菌」が、「芽胞」を形成する際に産生する「毒素」によって、下痢や嘔吐などの消化器症状が発生します。




この細菌自体は、正常なわんちゃん・ねこちゃんの消化管内にも存在しているもので、この菌がいるから必ず下痢になるわけはありませんが・・・



ストレスや、急な食べ物の変化、生ごみあさり等々・・・消化管内の環境が崩れるようなことがきっかけで、「芽胞」や「毒素」が産生されて、下痢の症状を発症することが多いようです。



通常は、それほど深刻な病状になることはなく、1週間~2週間程度の投薬ですっかりと良くなることがほとんどですが、中には、生涯にわたって一定の治療が必要になるようなケースもあるようです。



当然、他のわんちゃん、ねこちゃんにも感染してしまうことがあるので、糞便の後始末や、他のわんちゃん、ねこちゃんとの接触には注意が必要です。




新薬登場
2014年04月03日 (木) | 編集 |
4月になって、狂犬病ワクチン注射とフィラリア予防検査の受付が始まりました。


5月後半~6月はかなり病院が混み合うことが予測されますので、早めのご来院をお勧めいたします。


※フィラリア予防薬の投与は6月30日~11月30日ですが、投与前の血液検査とお薬の処方は4月から受け付けております。



さて、そのフィラリア予防の予防薬についてですが。


今年になって、新しいタイプのフィラリア予防薬が発売されました。


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パノラミス錠という商品です。


この商品は、月1回の投薬で、フィラリア予防と、ノミ・マダニの駆除・予防が一度にできるということ。


今までですと、フィラリア予防は飲み薬。ノミ・マダニ予防は背中に液体を垂らすスポット剤が一般的でしたが、このパノラミスは、飲み薬を一錠飲ませていただくだけで、すべての効能が発揮されます。


ただし、ちょっと難点がございまして・・・


フレーバー錠で、豚・大豆成分を微量ながら含むため、食物アレルギーがあるわんちゃんにはお勧めしづらいということと、投与後の副作用として、嘔吐が比較的高率に見られるということ。


そういったこともあって、当院で積極的にこのタイプのお薬を取り入れる予定は、今のところございませんが、お取り寄せは可能ですので、ご興味がおありの方はスタッフにご相談くださいませ。



※6か月分のみの取り扱いで、1カ月毎のばら売りはおこなっていません。

※病院に在庫はおいてありませんので、取り寄せになりますのでご了承くださいませ。

※価格は、従来のノミ・マダニ予防薬と、フィラリア予防薬の合計金額よりも、数百円お安くなっております。