町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
桜吹雪に隠れて…
2011年02月28日 (月) | 編集 |
昨日は、無料相談セミナーでした

3組4名様のご参加でした

このくらいの人数のご参加がちょうど良い感じです

病院の待合室の広さからいうと、8名様くらいまでが限界

4?5名様くらいですと、スペースもゆとりがありますし、一つ一つのご質問にもゆっくりお応えできます


・・・で、タイトルの桜吹雪ですが・・・




こちらです



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谷口家のリビングには、季節に合わせた手ぬぐいが額に入れて飾られています


もうすぐ3月ということで、春を先取り「桜吹雪」です。


この「桜吹雪」の絵柄をよーくみると、あるものが隠れています。


探してみてください


20110228 (2) 20110228 (3)


正解は後日・・・

「燕」ではないですよ


ロシアンブルーの男の子探してます!
2011年02月26日 (土) | 編集 |
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迷子の情報です。


ネコちゃんです

ロシアンブルーの男の子(去勢済み)3歳 体重は4.5?5kgくらい。
ロシアンブルーはグレーの短い毛のネコちゃんです。


特徴

足が短めで、お耳が小さいのが特徴とのこと。

町田市忠生1丁目のアパートの3階ベランダから逃げ出したそうです。
首輪などの身元を示すものはないそうです。


何か情報がございましたら、病院までご連絡くださいませ。

042?711?7612



もうすぐ・・・
2011年02月25日 (金) | 編集 |
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もうすぐ雛祭りですね


当院では、院内を飾るお花を、近所のお花屋さん「ハナマルワン」さんにお願いして週に一度届けていただいているのですが・・・


P1010085_20110225095654.jpg


今週は、桃の花でした


「ハナマルワン」さんのお花、いつも新鮮で長持ちします
夏場はさすがに1週間もつかもたないかですが、冬場なら1カ月近く持つお花もあります


木曽西のクリエイトさんの側にある小さなお花屋さんですが、手頃なお値段で、新鮮なお花をいつも届けていただいています


よかったらお買い物ついでにのぞいてみては??

あと2週間くらいかな・・・?
2011年02月24日 (木) | 編集 |
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先日、妊娠診断にいらしたネコちゃん


本日は、レントゲン撮影で、正確に赤ちゃんが何頭いるのかチェックをしました。

超音波は早期の妊娠診断には優れていますが、「何頭いるか?」を正確に評価するのは難しいのです



20110224 (3)


黄色の点線で囲んだ部分が、子猫ちゃん頭の骨になります。

わかりにくいですが、うっすらと丸く頭の形がお分かりいただけますでしょうか?


全部で4頭ですね






超音波で確認すると、心臓の構造もハッキリとわかるまでに成長しています

2週間前は体全体で2.5cmしかなかったのに、今は心臓だけで1.5cmほどの大きさです

出産まであと10?14日というところかな・・・


母子ともに健康です

クッシング症候群 犬と人の違い・・・
2011年02月22日 (火) | 編集 |
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クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)という病気をご存知でしょうか?


ワンちゃんに一般的にみられる、内分泌疾患(ホルモンバランスが乱れる病気)で、500頭に1頭の割合でみられるとも言われています。


副腎皮質と呼ばれる部分から分泌される、「副腎皮質ホルモン」が過剰に分泌されて起こる病気で、多飲、多尿、多食、脱毛、筋肉虚弱、などの症状がみられます。



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超音波でとらえた正常な「副腎」。
こちらは左の副腎。「ピーナッツ型」の断面図に見えるのが特徴なのですが・・・

大きさ1cm弱と非常に小さな臓器であるため、慣れていないとなかなか見つけ出せません





副腎皮質ホルモンそのものは、動物の生命維持に欠かせない重要なホルモンであるため、そのホルモン分泌のバランスが崩れるということは、全身に大きな影響を及ぼします。

そのため、治療せずに放置すると命に関わることもある病気なのですが・・・



この治療に使う薬がとにかく高額なのです


なんと、一錠当たり千円?数千円もするお薬を、それこそ生涯にわたって投与しなければならないのです


幸いというか、なんというか・・・
日本国内では、飼育されているワンちゃんは、体重10kg以下の小型犬がほとんどなので、1日半錠?1錠程度の量で済むようですが、それでも毎月、数万円のお薬代になってしまいます



それにしても、なんでこんなに薬代が高いんだろう・・・と思っていたら、先日、その疑問が解けました



クッシング症候群の治療薬は、動物用のものが最近まで発売されていなかったため、人間用のものを入荷して使用していたのですが・・・

なんと、人間ではクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)は10万人に1人と非常にまれな疾患なんだそうです。


そりゃ薬代も高くなります


獣医師にとっては、ワンちゃんのクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)は、程度の差こそあれ、年に数回は見かけるほど一般的な病気ですので、まさか人間での発症率とこんなに開きがあるとは思ってもみませんでした


なんせ、獣医師にとっては、比較的良く目にする病気なのに、治療薬が高額なため、思うように治療ができない病気でありました。


ただ、今年に入って、動物専用薬品として治療薬が発売されたため、今までよりは薬代を押さえることができるようになりそうです

ま、そうはいっても定期的なホルモン測定などの検査費用も考えると、やはりそこそこ高額なってしまうのですが・・・

スギ花粉の飛散
2011年02月21日 (月) | 編集 |
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スギ花粉の飛散が始まりましたね



人間では花粉症のシーズン到来ですが・・・




ワンちゃんでもアトピー性皮膚炎の悪化する時期でもあります。


20110221.jpg



人間ではスギ花粉に対するアレルギー症状というと、鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどを思い浮かべると思います。




ワンちゃんでは、症状の出方がちょっと異なります。


ワンちゃんでは、皮膚に付着した花粉などのアレルゲン(アレルギー物質)に反応して皮膚炎や皮膚のかゆみを引き起こすのです。
人の花粉症のように、鼻水やくしゃみをメインとする症状はあまり見られません。


したがって、スギ花粉が飛散するこの時期に、皮膚のかゆみを訴えるワンちゃんではスギ花粉に対するアレルギーが疑われるのです


スギ花粉に限らず、何らかの環境中のアレルゲン(花粉、ハウスダストなど)にアレルギーを持っているワンちゃんでは、皮膚に付着するアレルゲンをいかに少なくするかが重要になります。


こまめにシャンプーをおこなったり、外に散歩に行く時はお洋服を着せて、花粉やホコリの付着をなるべく防ぐなどの対策が必要になります。


合格!!
2011年02月19日 (土) | 編集 |
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村田さんが愛玩動物飼養管理士(1級)に合格しました


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当院に勤務する以前から、自身で興味を持って受講を続けていたのですが、このたび、めでたく認定試験に合格



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動物病院の受付として必須の資格というわけではないですが、資格そのものより、その資格を得るまでの過程での村田さんの勉強・努力が大切です




資格を得るために勉強・努力したことは、彼女に自信とさらなる向上心をもたらすでしょうし、それが受付業務の質を上げることにつながることと思います




新津さんも、村田さんも日々向上心を持って頑張ってくれています
私も負けていられません



発情期の頃になると・・・
2011年02月18日 (金) | 編集 |
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春になってあったかくなってくると、発情期を迎えるワンちゃんが増えてくるのですが・・・


この時期に多いのが「子宮蓄膿症」

今までも何度か取り上げてきました。


中高齢のワンちゃん(女の子)に多い疾患で、発情期を終了後しばらくしてから発症します。


食欲不振、元気喪失、喉の渇きなどを訴えることが多く(水を多く飲む)、膿状のオリモノがみられることもあります。


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2月に入ってから手術した子宮蓄膿症の症例
子宮が通常の数倍に膨らんでいます。内部に多量の膿がたまっている状態です。


この症例は、子宮の一部が壊死し、内部の膿が少量ですがお腹の中に漏れ出てしまっていました。


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丸で囲んだ部分が壊死して、膿が漏出している部分。色が周りと違うのがお分かりいただけますでしょうか?


早期に診断し、治療すれば数日ですっかり元気になりますが、診断・治療が遅れたり、今回のように膿が腹腔内に漏れ出てしまっているようなケースでは、命を落とすことも珍しくない病気です。


高齢期のワンちゃんで、発情後に体調が悪い時はこの病気を疑い、早めに診療を受けていただくことが大切です。



迷子のネコちゃん無事帰宅!
2011年02月16日 (水) | 編集 |
maigo chatora



2011年2月16日追記

無事にお家に帰ってきたそうです
特に怪我などもなく、元気な状態だったそうで、よかったよかった

先月末から行方を探してらっしゃるそうです。
茶トラで、アゴからお腹にかけて白がはいった男の子のネコちゃん。

お心当たりがおありの方は、まずは当院にご一報くださいませ

谷口動物病院 042?711?7612

昨日は・・・
2011年02月15日 (火) | 編集 |
昨日はバレンタインデーだったわけですが・・・


ありがたいことに、何人かの患者様や、仕事でお付き合いのあるかたからチョコレートをいただくことができました


わざわざ、私のとスタッフのと分けてプレゼントしてくださる方もいらっしゃって、何ともありがたいことでした


私はチョコレート大好きなので、なんともうれしい一日になりました・・・







そんななかで、私を一番メロメロにしたチョコレートがこちら




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もうこの包装を見た時点でメロメロです









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この足跡が・・・








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食べるのがもったいなすぎる・・・







このチョコレートは、新津さんと村田さんからのプレゼントでした


いつも私を支えてくれている二人からの気持ちが、なんともうれしいことです


皆さまありがとうございました

パルスオキシメーター
2011年02月14日 (月) | 編集 |
入院中のワンちゃんのほっぺたに取り付けたこの機械・・・


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パルスオキシメーターという機械で、動脈血中の酸素飽和度を測定する機械です。

動物は、呼吸によって酸素を肺に取り込むわけですが、肺に取り込んだ酸素は血液中に溶け込み全身の細胞に運ばれます。

酸素飽和度とは、血液中に溶け込んだ酸素を表します。


数値は%であらわされ、正常では95?100%となります。


人間だと、指先につけて測定することが一般的ですが、ワンちゃん・ネコちゃんでは舌やほっぺたに挟むことが一般的です。

このパルスオキシメーターは、麻酔中のワンちゃん・ネコちゃんの管理に使うことが一般的です。
でないと、元気な子の唇や舌につけたら、あっという間に取り外しちゃうか、噛み砕いて壊されてしまいます


ですが、重度の呼吸困難を起こしているような症例で、その状態を把握するために使うこともあります。


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先ほどの写真のワンちゃんの測定値。

SpO2と書かれているところが、酸素飽和度の値です。
74%となっています。

早急に酸素マスクで酸素吸入し、集中治療をおこなわなければならないような数値です。

この症例は、急性の肺炎で呼吸障害をおこしていました。
SpO2が低下するということは、酸素が体内に取り込めていないということ。

動物の体は酸素がなければ生きていけません。

心臓なども、酸素が無ければ動くことができません。
SpO2が低下した状態では、心臓は酸素不足でいつ動きが止まってもおかしくないような状況になっています。

こういった症例では、ちょっとした移動や検査のストレスを与えると、それだけで心臓への負担が増し、心停止につながることもあるのです。

肉球その後・・・
2011年02月12日 (土) | 編集 |
先日、肉球の怪我でご紹介したネコちゃん・・・

包帯交換に通っていただいています。

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包帯をイタズラしないようにエリザベスカラー生活で、すこし不満顔のようです


傷のほうはというと・・・



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大きく裂けていた肉球は、ほぼつながったようです

表面のめくれてしまった皮は、少しづつ再生しており、白く薄皮が張っているのがわかります。

完治にはまだまだ時間がかかりますが、今のところ順調のようで一安心です

ただ、傷が治ってくると、今度は治りかけの傷が痒くて包帯をかじったり、痛みが治まるものだから暴れてしまったりと、ネコちゃん相手の治療はまだまだ気が抜けません

リハビリ教育
2011年02月11日 (金) | 編集 |
私は常々、「獣医師でも看護師でも、ある程度の事ができるようになったら、そこから先は専門性を身につける努力が大切だ」と考えています

獣医師も看護師も、基本的にはどんな診療科目もこなさなければなりません。

ですが、何年かして、一通りのことができるようになったら、、何か一つで良いので、自分自身の得意分野を身につけることが本人の自信につながり、全体的な診療の質を上げることにつながると考えています。

また、積極的にセミナーや学会に参加することで、同じ志をもつ、やる気のある獣医師・看護師と接することで、さらに良い影響を受けることになるのです。

そこで、新津さんも、もう当院に勤務して3年目。
動物看護師として、基本的な事はすべて一通りこなせるようになってきたので、積極的に外部のセミナーに参加してもらうようにしています

いま、彼女に力を入れてもらっているのが、「リハビリ」です

リハビリ

入院中の高齢動物の看護や、整形外科疾患の看護はもちろん、老齢期のワンちゃん・ネコちゃんの日常のちょっとした関節の痛みなどをケアするために重要な知識です。

人間では専門の理学療法士さんがいらっしゃるわけですが、動物医療ではそういった資格はありません。

それどころか、「リハビリ」について学ぶ場も満足にないのが現状です

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新津さんが先日参加したリハビリのセミナーの資料です。

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驚いたのが、獣医大学でもカリキュラムに全く含まれていないとのこと
私が学生の頃も、まったく「リハビリ」についての教育はありませんでしたが・・・いまでもなんですね?

じゃ、どうやって「リハビリ」を学ぶかというと・・・
高度な教育を受けるには、海外(特にオーストラリアは動物のリハビリ先進国です)に留学するしかありません

ただ、新津さんのように動物病院に勤務しながらではそうもいきませんので・・・

国内で、海外で学んだ先生たちのセミナーに参加して学ぶことになります。

いずれにせよ、独学で学ぶしかないのが現状なのです

こういったセミナーで最前線の知識に触れ、やる気のある獣医師・看護師にもまれることで、新津さんが看護師としてさらに力をつけてくれることと期待しています

2.5cm
2011年02月10日 (木) | 編集 |
なにが2.5cmかというと・・・











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ネコちゃんの胎子です


おそらく妊娠4周?5週くらいでしょうか?

写真の右側の丸い部分が頭で、左側が体です。
お母さんのお腹の中でモゴモゴ動いている様子も分かります




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頭の先からお尻まで24.5mm。
人差指の先くらいの大きさですが、ちゃんと手足も動いているのがわかるんですよ

ネコちゃんの妊娠期間は2か月とちょっと。

あと、1ヶ月の間にこの2.5cmの小さな体が、10cmくらいまで急激に成長していくのです

ちなみに、人間の赤ちゃんでは妊娠8?10週目くらいで頭の先からお尻までの大きさが2.5cmくらいだそうです。
そのころにはネコちゃんは生まれてますね。

肉球がピンチ!!
2011年02月07日 (月) | 編集 |
ストーブで足を怪我したというネコちゃん

てっきり火傷かと思っていたら、ストーブの金属部分に肉球をひっかけてしまったということでした

20110207 肉球

写真で見ると皮がめくれただけに見えますが、実際には肉球の3分の1くらいの部分が裂けてしまい、なんとか根元でくっついているという状況でした

肉球の怪我というのはなかなか厄介です

そもそも、傷口というのは体重がかかったり、動かしたりすると治りが悪くなるものです。

そのうえ、肉球というのは足にかかる体重や、ジャンプ・着地・ダッシュなどネコちゃんの激しい動きのショックを吸収するための構造をもっています。
肉球にかかった力を、一方向ではなく、様々な方向に分散させる形状になっているのです

このことは、傷口にかかる負担も複雑になるということです。

普通の傷口と同じように単純な縫い方だと、体重がかかった時に、糸の部分から裂けてしまう恐れがあります

それを防ぐために・・・

20110207肉球

点滴のチューブを短く切ったものを、クッション代わりにして縫合します。

点滴のチューブの弾力性で、糸と肉球にかかる負担を和らげてあげるのです。

ただ、これだけではまだ心配なので・・・

20110207肉球 (2)

足先にギプスをあてて、体重が直接傷口にかからないようにします。

人間だったら、「傷口に体重がかからないように気をつけてくださいね?」の一言で済むのですが、ワンちゃん・ネコちゃん相手だとそうもいきません

悪性腫瘍?? ②
2011年02月05日 (土) | 編集 |
さて、腫瘍が見つかったら、まず針生検で調べてみるというお話を前回いたしました。

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大型犬(女の子)の内股にできた、テニスボールサイズの腫瘤

「針生検」というのは、腫瘤に針を刺して内部の細胞を採取し、それを顕微鏡で観察することで、その腫瘤が良性傾向なのか悪性傾向なのかを調べる検査です。

ここで、腫瘤が「良性」か「悪性」かを確定することはできません。

「針生検」で観察できるのは、針で吸い出したごく一部の細胞のみです。
その一部分だけで、腫瘤すべての状況を把握することは不可能です。

「針生検」は診断を下すことが目的ではなく、腫瘤について大まかな様子を把握し、早急に手術で切除したほうが良いのか(悪性の疑い)、それとも、もうしばらく経過観察をしてても大丈夫なのか(良性の疑い)を判断することが主な目的になります。

P1010097.jpg
こんな細胞が採取されました。
同じ種類の細胞なのに、大きさが異なります。



P1010094.jpg
この2つの細胞のうち、左側は今まさに核分裂を起こしているところです。


上記の所見は、どちらも悪性腫瘍を示唆する所見です。
悪性腫瘍は、良性腫瘍に比べて異形成や細胞分裂が盛んなため、同じ種類の細胞でも、様々な大きさの細胞が観察されたり、核分裂の様子が観察されたりするのです。


正常な細胞、もしくは良性の腫瘍であれば、同じ種類の細胞は基本的にはほぼ同じサイズで出現しますし、核分裂が観察されることもまずありません。


こういった裏付けを元に、腫瘤にたいしてどうアプローチするかを決めていくのです。

悪性腫瘍?? ①
2011年02月04日 (金) | 編集 |
P1010075_20110204142537.jpg

内股にテニスボール大のできものができてしまったワンちゃん。

ブラッシングの最中に飼い主様がお気づきになられました。

大型犬で、毛が長いワンちゃんなので、これだけ大きなデキモノになっていても、歩いている姿を見ただけでは気がつきません。

1?2週間のうちに急激に大きくなってきたそうです。


腫瘍を診断する場合、まず重要なのが、その腫瘍が「良性」か? 「悪性」か?ということです。

一般的に、成長が早いものほど悪性であると考えられます。

良性の腫瘍でも、1?2年かけて徐々にこの大きさまで大きくなることはありますが、数週間のうちにここまで大きくなるというのは良性の腫瘍ではちょっと考えにくいことです。

もう一つの可能性として、腫瘍ではなくて、感染症などをおこして、その部分に膿がたまったりしている・・・

そういったことも考えられますが、その場合は、その部分に痛みや熱が発生しますし、本人も気になって舐めたりします。

ですが、このワンちゃんは全くデキモノについて気にする様子はないということ。

触診してみても、特に痛がる様子もないし、膿がたまっている様子もありません。

こういった場合、まずその腫瘍の正体をある程度つかむために、「針生検」をおこないます。


つづく・・・

里親募集!
2011年02月03日 (木) | 編集 |
里親

里親募集です

生後約6カ月の子猫ちゃんたち

茶トラと三毛は3種混合ワクチン1回済み。(この2頭は里親様みつかりました! 2月7日追記)

三毛(白多い)はこれから接種予定。(里親様決まりました! 2月10日追記)

ご興味がおありの方は、病院にご連絡ください

042?711?7612

ケンカにて・・・
2011年02月01日 (火) | 編集 |
「顔の左側が、怪我をしたみたいでぐちゃぐちゃになってる

ということで来院されたネコちゃん。

20110123

左耳の後ろのあたりが血と膿が混ざったもので汚れています。

このままじゃよくわからないので、慎重に毛を刈ると・・・

20110123 (2)

おそらく、ケンカ傷でしょう。
ばい菌が入って、膿んでしまっています

表皮が脱落してしまっていました。

ネコちゃんのケンカ傷でよくある症状なのですが、ばい菌が入ったところが数日してから膿んでしまって、膿が出るのと同時に、広範囲にわたって皮膚欠損が生じてしまうのです。

このような傷は、単純に縫い合わせても上手くいかないことがほとんどです。

周辺の皮膚が壊死してしまっているので、縫い合わせても1?2日でまた皮膚が崩れてしまうのです。

こういった傷は、湿潤療法という方法で、管理し、皮膚の再生を促します。

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治療開始から一週間

この症例は親水性ポリウレタンフォームという、スポンジ状のドレッシング材(皮膚被覆材)を使用して治療しました。

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ピンボケですね

ふんわりモチモチした感じで、ハンペンみたいな感触です

人間だったら、大きめの絆創膏で固定すれば済むのですが・・・

20110201 (2)

ネコちゃん相手だと、ここまで包帯でぐるぐる巻きにしないと、きちんと固定できません