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町田市 谷口動物病院 犬猫専門の病院です
肝臓が悪いと・・・
2010年04月01日 (木) | 編集 |
肝臓が悪いと皮膚や白眼が黄色くなるって聞いたことありませんか?

黄疸(おうだん)という症状です。

黄疸 2

肝臓病で入院したネコちゃんですが、お腹の皮膚がうっすらと黄色く染まっているのがわかるでしょうか?

血液に含まれるビリルビンという色素によって黄色く染まります。

このビリルビンは、通常でも血液の中に含まれています。
ビリルビンの濃度は肝臓の働きによってコントロールされています。
肝臓が正常であれば、ビリルビンの量はごくわずかなので皮膚が黄色くなるようなことはありません。

ですが、肝臓病で肝臓の機能が低下すると、血液中のビリルビンが増加し、このように皮膚まで黄色くなってしまいます。

黄疸

左が肝臓病のネコちゃんの血液。右は正常なネコちゃんの血液です。

血液に含まれる水分が黄色く染まっています。(下半分の黒っぽい部分は血液細胞です)
この色素によって、皮膚や白眼などが黄色く染まるのです。

また、この色素はおしっこにも含まれるので、肝臓が悪いときには、真っ黄色のおしっこが出ることもあります。